平成25年12月号



おおはしえみこ/作 村田エミコ/絵 (すずき出版)

 さるくんが じぶんに ぴったりな いえを つくろうとしています。ねずみさんの おうちを 見(み)に行(い)くと、かわいいけれど、さるくんには 小(ちい)さすぎるようです。きりんさんの おうちは、まどが たかすぎて、さるくんには 外(そと)が みえません。ぞうさんの おうちは ひろくて プールもあります。だけど、さるくんには ひろすぎるよう。いったい、さるくんに ぴったりな おうちって、どんな いえでしょうか?
  えほん



二宮由紀子/作 村田エミコ/絵 (佼成出版社)

 ヤマモトさんとおくさんが、はたけでいもほり。おいもが一(ひと)つ、二(ふた)つ、三(みっ)つ、四(よっ)つ…そして、もう一(ひと)つ出(で)てきました。さいごの一(ひと)つは、見(み)たことがないほどの大(おお)きなおいもです。ヤマモトさんは、やきいもにしてたべようと考(かんが)えますが、「おれさまは、せかいでいちばん大(おお)きなおいもなんだぞ、ただのやきいもにされるなんてまっぴらだ」と、大(おお)きなおいもがしゃべったのです。そして、「せかいでいちばん大(おお)きな人(ひと)にたべてもらおう」と、大(おお)きな人(ひと)をさがす旅(たび)に出(で)ます。
  低学年から



佐川芳枝/作 (講談社)

 瑠(る)衣(い)のパパは人形(にんぎょう)作家(さっか)。そんなパパのところへ金髪(きんぱつ)の男(おとこ)の子(こ)、アキラ君(くん)がやってきました。オーマ(おばあちゃん)のために人形(にんぎょう)を作(つく)ってほしいとたのみに来(き)たのです。そんなアキラ君(くん)は、有名(ゆうめい)なキッズ・ダンサー。どんなダンスでも一度(いちど)見(み)ればおどることができ、体(からだ)の動(うご)きがしなやかで力強(ちからづよ)いダンスをします。アキラ君(くん)のダンスを見(み)て、ふだんはバレエをしている瑠(る)衣(い)もキッズ・ダンスに夢中(むちゅう)になっていきます。  
  中学年から



福本友美子・江口絵理/著 (講談社)

 「トリセツ」とは「取(とり)扱(あつか)い説(せつ)明(めい)書(しょ)」のことで、この本(ほん)には、図(と)書(しょ)館(かん)の使(つか)い方(かた)や本(ほん)と仲良(なかよ)くなるためのヒントが書(か)かれています。
 図書館(としょかん)は自由(じゆう)な場所(ばしょ)です。どんな本(ほん)を見(み)ようと自由(じゆう)だし、本(ほん)は借(か)りても借(か)りなくてもいいし、何時間(なんじかん)いたってかまわないのです。そんな自由(じゆう)な時間(じかん)が過(す)ごせる場所(ばしょ)・図書館(としょかん)。本(ほん)の並(なら)び方(かた)から調(しら)べ方(かた)、そして、おもしろい本(ほん)に出会(であ)うワザまで、図書館(としょかん)初心者(しょしんしゃ)のためにわかりやすく説明(せつめい)されています。読(よ)んで、実際(じっさい)に図書館(としょかん)に触(ふ)れて、図書館(としょかん)のことをもっと知(し)ってください。
  高学年から