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子ども達の生きる力を育てる学校図書館へ ~市民図書館の支援~


子ども達にとって一番身近な読書環境は学校図書館ではないでしょうか。市民図書館は開館当初から、学校図書館の支援にも力を入れてきました。その内容をご紹介します。
 伊万里市は面積が広く、小・中学校だけでも20校あります。そこで、子ども達の好奇心や読書意欲をかきたてる新しく魅力的な本を効率よく届けるために、2台の自動車図書館「ぶっくん」が、市内の学校等を3週間に1回のペースで巡回しています。学校図書館への団体貸出はもちろん、学級文庫用の本や、先生からのリクエストを受けて調べ学習に必要な文献資料などを届けています。また、留守家庭児童クラブにも配本しており、本の入れ替えを楽しみにしている子ども達が待ってくれています。
 なお、昨年度からは当館の司書が市内の学校図書館を訪問して関係職員の相談に応じたり、アドバイスや作業の協力をおこなったりしています。さらに、学校図書館事務職員の研修会における助言指導もおこなっています。
 最近の学校図書館には、絵本や物語などの読み物を提供する「読書センター」としての役割だけでなく、子どもたちの情報収集や処理能力を高める「学習情報センター」としての役割が求められています。今年で7回目となる「伊万里市民図書館・学校図書館を使った調べる学習コンクール」は、まさに後者の役割達成を目指した事業ともいえます。(裏面参照)
 伊万里の子どもに読書習慣を身につけさせたい。本を使った調べる学習や探求学習を通して「生きる力」を育成したい。この願いを実現するために学校図書館を支援することは、市民図書館としての大事な仕事なのです。



 

 

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今年もお世話になりました ほんのお歳暮はいかがでしょうか

 今年もいよいよ残りわずかとなってきました。この時期恒例の『ほんのお歳暮』を貸出しいたします。いつもお世話になっています利用者のみなさまへ、図書館職員がそれぞれのテーマに合わせて、おすすめの本を詰め合わせました。
 お歳暮の中には「図書館宝くじ」を入れています。借りて、読んで、図書館宝くじを当てて!どうぞ楽しい年末をおすごしください。

ほんのお歳暮:おひとり1セット限定
大人用・子ども用各50セット CD10セット
12月13日(火)10時より

 

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本と出合うきっかけを 古本市

 11月3日(木・祝)に図書館フレンズいまり主催の古本市が開催されました。
 古本市で買った本を読む、読んだ本をまた古本市に出す、という古本市常連の方もいらっしゃるようで、古本市が一冊の本をいろんな人に読んでいただく機会づくりになっていました。
 今回は、青山学院大学から地域実習に来ていた学生7名も古本市を盛り上げてくれました。                                     





                                  青山学院大学の学生と先生。
実習を通じて、図書館フレンズいまりとの交流を行いました。
 

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第7回調べる学習コンクール 地域コンクール作品展示会のお知らせ


 11月12日(土)~12月4日(日)
 場所:企画展示室
  

 今年も『伊万里市民図書館・学校図書館を使った調べる学習コンクール』を行いました。小学生の部に80点(内訳:低学年16点、中学年18点、高学年46点 )の応募があり、よく調べ上げた力作がたくさん集まりました。その全作品を図書館に展示します。こどもたちの素晴らしい作品をぜひ見にきてください。        

 

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トイレの手洗い器が自動水栓になりました


 新型コロナウイルスの感染対策としてトイレに設置している手洗い器を全て自動水栓に交換しました。これにより器具に手を触れずに水が流れますので、接触による感染を防ぐことができます。こまめに手を洗うことも感染対策には有効です。新しい手洗い器でお試しください。

 
 
 

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編集後記


 以前、中央サービスデスク前でマナーアップの展示を行いました。図書館の本はみんなの本なので大切に読んでほしい、という思いで始めた展示は、足を止めて見ていらっしゃる方も多く、ご覧になった多くの方にマナーアップのご協力をいただきました。これからも図書館を気持ちよくご利用いただくため、ご協力をよろしくお願いいたします。