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祝 対面朗読 草ひばり 優良読書グループ表彰受賞


 市民図書館をはじめ、様々な施設で長年対面朗読サービスのボランティア活動を続けてこられた、「対面朗読 草ひばり」が10月26日佐賀県立図書館で表彰を受けられました。メンバーの皆さんから、喜びの声を紹介します。

 表彰の様子

 目の不自由な方への朗読サービスや、準備に長い期間をかける「平和を願って~小さな朗読会」、施設への訪問など、先輩方が積み重ねてきた活動への表彰です。いつまでも活動を続けていきたいと思います。
(吉永 節子)

 草ひばりに参加して二十年以上。こんなに長く続いたのは、聞いてくださる目が不自由な方や、子どもたちから喜びやエネルギーをもらったからだと思います。自己満足かもしれませんが、元気な間は続けたいと思います。
(西原 希美)

 図書館や福祉施設で、コツコツと活動してきたことが評価され、大変うれしく思います。これを励みとして今後も目の不自由な方々、「この本、読んで!」と来てくれる子供たちに朗読サービスを続けていきます。
(國武 みどり)

 この度は、私たちの活動を評価していただき大変光栄に存じます。今後も本を読むのが不自由な方々や子どもたちへの朗読を充実させ、平和を願う朗読会も地道に継続していただけたらと思っています。
(山口 照子)

 地味な活動を今日迄続けて来ました。ややもするとテレビの画面に、又絵画等の表現に心うばわれる中、心ある朗読で相手の心の糧になれるのではと思いつつ、私も続けていきたいと思います。
(藤原 早苗)

 地道に活動をしてきたことを認めてくださった表彰ではないでしょうか?私は年齢的に目も耳も頭も衰えてきていますけれど、これからも出来る限り続けていきたいと思っています。
(森戸 春江)

 会員からすばらしい企画が出されており、とても助かっています。これからも身の丈に合った活動を出来るだけ続けていきたいと思います。
(田内 法子)


 
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第3回伊万里市民図書館・学校図書館を使った調べる学習コンクール


 11月17日に表彰式を行いました。子どもが疑問を自身の力で解決し、図書館の資料をもっと活用できるよう実施しているコンクールも今回で3回目。それぞれいろいろな疑問について調べた力作91作品の応募がありました。
 次回もたくさんの応募をお待ちしております。

 調べる学習コンクール表彰式

最優秀賞 小学校低学年の部 
  大坪小学校 2年 平野  源二さん 『ざいらいしゅと外来しゅのかんけい』 
 最優秀賞に決まってびっくりしましたが、すごくうれしかったです。本を読んで文にかえて書くところをがんばりました。図しょかんのおねえさんにてつだってもらってえらびました。たくさんの本の中から次々に本をえらんでくれてすごいと思いました。ありがとうございました。また来年も調べたいと思います。

最優秀賞 小学校中学年の部
  大坪小学校 4年 前原 太郎さん 『はたらくみつばちと甘いはちみつ』
 最初は調べる学習をどうやってやるのか全く分からなかったけど、図書館の勉強会に参加して、やってみようと思いました。本をさがす時は、図書館の人にききました。ぼくは、自転車で図書館に行くのが楽しかったです。それに、さいみつ(採蜜)の体験は一番楽しかったです。これからも、分からないことがあったら、図書館で調べたいです。

最優秀賞 小学校高学年の部
  伊万里小学校 5年 井手 菫さん 『パイヌ島の王に会いたい!~100年後の未来にも~』
 猫好きの私は、興味があったイリオモテヤマネコをテーマにしました。図書館で学童書以外にも大人の本を読みました。調べる度に新たなぎ問が出ます。週一回、図書館へ通いました。調べるときは夢中でしたが、いざ考えを文章にまとめる作業には苦労しました。この作品は私の宝物です。いつかは他のヤマネコも調べたいです。


全国コンクール 佳作に入選!

 平野さんと前原さんの作品を全国コンクールに推薦し、1月10日に結果が発表されました。
全国10万7千点を超える作品の中で、2人とも佳作入選となりました。おめでとうございます。



 
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 大串夏身先生からのメッセージ 

調べる学習コンクールを主宰 図書館振興財団の評議員

 調べる学習を広めるためには、学校図書館の整備などが必要だ。同時に求められるのは、児童・生徒が調べる学習を通じて、調べることが楽しい!と感じて、日頃の学習でも生活でも<調べる>に取り組むようになることだ。そのために親や周囲の大人が、調べることが楽しい!を児童・生徒に伝えることだ。これは学校だけの取り組みだけでなく、市立図書館や公民館などでも調べることが楽しいことを経験し、その楽しさを人に伝えるようなプログラムを作ることが求められる。地域の人々が調べる活動、例えば京都などで、みんなで図書館も使って、また町に出て調べる活動を行っている例があるが、こうした活動が広がることも望まれる。伊万里でも地域の歴史や文化をふまえて、個性のある調べる気風を創り出し、児童・生徒が積極的に調べるに取り組むようになることを期待したい。
                   昭和女子大学名誉教授 大串 夏身


講演会に参加して

 11月30日、市内の学校図書館と県内の公共図書館の従事者を対象に「読む・調べる学習と図書館活用 ~特に、教育課程と探求的な学習との関係で」の講演がありました。講師は昭和女子大学名誉教授の大串先生で、日本各地で図書館や調べる学習についての講演活動を行っています。これからの情報社会で生きていく子どもたちに必要なことは、知識を蓄積し、そこから必要なものを取り出し、情報や経験と組み合わせて活用し新しいものを生み出していくことです。その力をつけるために図書館がどれほど重要な場所であるかを再認識した講演でした。
 


県内に広がる家読の輪

 “第6回佐賀うちどくフェスティバルin神埼”が12月1日に神埼市千代田文化会館「はんぎーホール」で開催されました。オープニングは、神埼の絵本『おもやいどがしこでん』のオペレッタに家読テーマソング『こころつないで~read and talk~』。神埼市内の小学生と文化の杜ネットワークやおじさんコーラス神埼との歌声のコラボレーションは、“世代をこえて 本でつながる絆”の大会テーマにぴったりでした。神埼市では、地域の公民館に小さな図書館を設置し、公共図書館から配送された本を貸し出す「家読モデル事業」が推進されています。フェスティバルでは、モデル地区である「姉地区」と「右原地区」の「すぎの子文庫」の実践発表がありました。地域で家読の世話役とお話ボランティアとが連携しな がら取り組まれており、大変興味深い内容でした。 特別講演では、作家のあべ弘士さんが「地球はどうぶつでいっぱいだ!~絵本ができるまで~」という演題で語られ、絵本づくりの裏側にも触れることができました。
 
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★4面(1)

平成30年度 うちどく推進講演会

「絵本を通して伝えようかけがえのないあなたへの思いを」
 講師 しまだようこ さん

 日時:2月17日(日)
  10:00~11:00 手作り絵本ワークショップ(家族向け)
  11:15~12:00 うちどく推進講演会 
  13:30~15:00 手作り絵本ワークショップ(大人向け)

 ※講演会の入場は無料ですが、ワークショップには参加申し込みが必要です。(先着順)
  家族向け20組 大人向け20名
  【ワークショップの事前申し込みはこちらから】


図書館めばえの日 ぜんざい会&古本市

 平成6年2月26日図書館起工式の日に、市民と関係者が集い、手作りのぜんざいでお祝いをした事が「図書館めばえの日」の始まりです。
 今年も「図書館フレンズいまり」から来館者へぜんざいがふるまわれます。
 古本市や「いすの木合唱団」によるコンサートも開催されます。皆さんぜひお越しください。

 日時:2月24日(日)11:00から(先着300名分 無料)
 場所:市民図書館 ホール
   ※古本市は10:00から洋会議室で開催します。
    いすの木合唱団のコンサートは11:45頃です。

 
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★4面(2)

図書館員おすすめの本


そばですよ~立そばの世界~ 平松洋子/著  本の雑誌社
   
 暖簾をくぐれば、鰹節と昆布のだしが効いた、つゆの香り。箸でそばを手繰ると、ゆっくりとほどけ、まろやかなうまみで全身が喜びだしそうです。かき揚げやちくわ天、コロッケなんかも実によく相まって、最後まで飲み干してしまいそう…。
 安くて早い、しかもうまい“立ちそば”の世界。変わりゆく時代の中、立ちそば屋は昔から変わらぬ味と人情で、暖簾を守っているのです。一杯のそばから、店主の仕事ぶりを知り、お客に愛される理由が伝わってきます。

 
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★4面(3)

利用状況(平成30年10月・11月)

伊万里市民図書館利用点数
(月別)
10月
(開館:14日)
11月
(開館:24日)
市民図書館(公民館含む)13,525点24,943点
自動車図書館(ぶっくん)5,192点13,213点
全館合計18,717点37,156点
 
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