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30年目の「図書館めばえの日」

 

2月25日は、図書館フレンズいまり(以下、フレンズ)主催による「図書館めばえの日」でした。30年前の建設起工式の感動を分かち合い、伝えるために、毎年この時期にイベントが行われています。
 コロナの影響が小さくなった今年は、2日間の日程で計画されました。まず24日に、近年フレンズが受賞されていたマニフェスト大賞やライブラリアンシップ賞を祝う会が行われました。「協力と提言」を合言葉に長年取り組まれた活動の成果が認められたもので、多くの関係者が参加して喜びを共有しました。
 そして、25日は午前中に図書館設計者の寺田芳朗さんの記念講演「序章 私たちの図書館は(Ⅱ)」で、構想から建設までの実情を話され、最後は「図書館と市民。そなえよつねに。」と締めくくられました。午後からはぜんざい会の開会行事といすの木合唱団のミニコンサート、古伊万里ライオンズクラブの絵本贈呈式。その後、5年ぶりとなるぜんざい会が始まりました。また、ホールの外では古本市も開催されて、にぎわいを見せていました。
 2日間かけた密度の濃いイベントを通して、あらためて図書館に関わってくださる人々の熱い思いと、未来に生かすべき歴史を胸に刻むことができました。ありがとうございました。
                                                           館長 鴻上 哲也

    

 

   
   設計者寺田芳朗さんのお言葉を
しっかり受け止めて頑張ります
 いすの木合唱団のみなさんの素敵な歌声でした
  
  
  
久しぶりのぜんざいはとっても美味しかったです 
  古本市もにぎわいました!
   


 

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 【大活字本の本棚の場所が変わりました】
 
 大活字本とは、視力の弱い方や、高齢で文字が読みづらいと思う方が読みやすいように、大きな活字で組みなおした本です。小説やエッセイ、歴史など様々な内容で出版されています。
 今まで中央サービスデスク前の本棚に置いていましたが、郷土の本やDVDなどがある奥のコーナーに移動しました。また、反対側の棚には小説や落語などのCDを置いています。大きな文字で読んだり、耳で聴く小説などは、新しい読書の楽しさへつながることでしょう。この機会に、大活字本や朗読CDをどうぞご利用ください。

 

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今年もありがとう いろんな絵本をたのしんでね

 2月25日、今年も古伊万里ライオンズクラブから、いまりっ子文庫への絵本の寄附がありました。今年は図書館フレンズいまり主催のぜんざい会の中で贈呈式を行いました。いまりっ子文庫は、伊万里の子どもたちにたくさん絵本を楽しんでほしいという願いがこめられたコーナーです。長く読み継がれてきたもの、人気のある絵本を41冊いただきました。お気に入りの絵本に出会ってくださいね。

 
 

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うちどく広め隊in松浦

3月31日(日)11:00~11:30 入場無料
場所:松浦健康増進施設(松浦コミュニティーセンターの隣)

 伊万里市では、家族で同じ本を読み、読んだ本について話し合う「うちどく」を広めています。今回は松浦町で活動している読み語りグループ「おはなしとっくん」も参加します。子どもから大人まで楽しめるおはなしがたくさん。みなさんのご来場をお待ちしています。

 

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本やCD・DVDの返し忘れはありませんか?


 進学、就職、転居など、新しい生活を迎える方は特に落ち着かない季節ですね。片付けをしていると、もしかしたら返し忘れている本が出てくるかもしれません。新年度を前に改めて確認してみてください。よろしくお願いいたします。

 
 

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編集後記


 市民の方から、図書館へひざかけをいただきました。図書館のマークが縫ってあり、思わずほっこりした気持ちになりました。市民の支えがあってこそ、さらによりよい図書館になっていると改めて実感しています。ありがとうございました。ひざかけは、中央サービスデスクの前に置いていますので、来館の際はぜひご利用ください。