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第8回 伊万里市民図書館・学校図書館を使った
調べる学習コンクール表彰式

8回目を迎えた「伊万里市民図書館・学校図書館を使った調べる学習コンクール」。市内の小学生から64点の応募があり、部門ごとに表彰式を行いました。今年は、読む人にアピールする力、表現力が高い作品が多く、そのままプレゼンできるような完成度の高さに審査員も感心していました。
受賞されたみなさん、おめでとうございます。

 ※詳しい結果はこちらをご覧ください。

    

 
【低学年の部】


 【中学年の部】
 【高学年の部】
   「がんばるアリ」

栗原 悠(しゅう)さん
(伊万里小学校 2年)
 「昆虫食ってすごい!!」

上野 空之介(そらのすけ)さん
(大坪小学校 3年)
 「円安がいいの?
円高がいいの?」
 平野 杏(あん)さん
(大坪小学校 6年) 
 




   
 
  講評:アリが何でもあごではさんで運ぶ姿がすごいと思って調べようと思った栗原さん。本を読んで、アリの体の仕組みや寿命、種類などを調べました。同じ巣のアリでないとけんかしてしまうことを知り、公園で15匹のアリをつかまえて自宅で39日間、巣をつくる様子を観察しました。本で得た知識をもとに、実際に観察や実験を行って確かめるお手本のような作品でした。
 

講評:飼っているトカゲが、虫をおいしそうに食べるのを見て、自分も食べたくなったという上野さん。昆虫食の栄養や環境への影響などを詳しく調べ、食べられる虫の入手方法や下処理の仕方を本やネットで学習すると、何と30種類もの昆虫食に挑戦し、その味や食感を詳しくレポートしていました。未来の食生活を先取りしているような研究作品でした。



 
講評:祖父がニュースを毎日確認しているのを不思議に思ったことをきっかけに、本を読んで、為替レートと貿易の関係を自分が納得するまで調べました。海外で仕事をされている祖父にもインタビューして将来の日本のことを考えていました。最後には、円とドルが同じくらいの価値を保てるには、日本をどのように変えればよいか考えたいと締めくくってあり、経済学者の卵を見つけた思いがしました。
 


 

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 12月10日(日)に図書館のホールでうちどく推進講演会を行いました。『絵本が生まれる現場』と題し、出版社「おむすび舎」代表の霜鳥英梨(しもとり えり)さんをお招きしました。管理栄養士として、子ども達に食の大切さを伝えるには絵本が一番だと気付かれ、自ら出版社を立ち上げたとのことです。「私たちの身体は、食べものでできている」と語られる霜鳥さんのメッセージが絵本と共に全国に広がっています。おむすび舎の絵本は図書館にも所蔵しています。絵本を読んで、食育について学んでみませんか。


 

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図書館の本を見てコレ作っちゃいました!展

 4回目を迎えた「コレ作っちゃいました」展。今回は児童クラブなどのグループ参加もあり力作が揃いました。皆さんの努力や細やかな工夫が随所に見られます。ぜひ間近でごらんください。

 ・展示期間:1/26(金)~2/21(水)
 ・展示場所…中央デスク付近
                    

 

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図書館宝くじの引き換えはお早めに!

 昨年末に実施した「ほんのお歳暮」。多くの皆様にご利用いただき、ありがとうございました。同封した「図書館宝くじ」の抽選結果は館内に掲示しています。また、ホームページ上でも確認できます。 
 当選された方は、宝くじをご持参のうえ、図書館窓口で景品とお引き換えください。

 

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祝 マニフェスト大賞・優秀賞受賞!


 「自分たちが生んだ図書館を育てなければ無責任になる」との熱い思いで活動を続けている「図書館フレンズいまり」が、全国の優れた政策や実践を表彰する標記の賞を受賞しました。30年にも及ぶ取組の成果が評価されたもので、今回は3,000件を超える応募事例の中から40件に選ばれました。活動のスローガンは、ぶれることなく「協力と提言」。これからも、市民図書館の力強いパートナーとしてよろしくお願いします。
 また、図書館の建設が始まった日を記念する「めばえの日」には、毎年来館者にぜんざいをふるまっていますが、今年は2月25日に開催されます。設計者の寺田芳朗氏の講演も計画されています。

 
 
 

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編集後記

 図書館の名画上映会。このたびリニューアルして開催します。その名も「昼さがりの映画会」そして「サンデーシネマ」。「昼さがりの映画会」は毎月第三水曜日。「サンデーシネマ」は春・夏・秋・冬と年に四回、日曜日に開催します。ホールのスクリーンで映画を楽しみましょう。ご来場をお待ちしています。