ご存知ですか?対面朗読 草ひばり
ある土曜日の午後、図書館の芸術コーナーの奥にある対面朗読室では、楽しそうに紙芝居を読む声が・・・。この日訪れていた親子連れの
方は、目の前で好きな話を読んでもらうという贅沢な時間を楽しまれていました。
この朗読をされているのは、「対面朗読 草ひばり」のみなさんです。「草ひばり」とは、古くから鳴き声の美しさで愛されたコオロギの一
種です。伊万里市立図書館の元館長森田一雄さんの「朗読をするのなら良い声で…」との思いから名づけられました。元々は毎週土曜日のお
話し会に来る子どもたちより大きな子どもたちに読み語りたいと始まったものですが、目が不自由である等の理由で、独りで本を読めない方
にも朗読をするよう活動の幅を広げてこられました。
今では、毎週火曜日には本を読むことに支障のある大人向けに、毎週土曜日には子ども向けに朗読をされています。 そして、活動は今や図書館ばかりではなく、高齢者施設や医療施設への訪問へと広がっています。また、毎年8月には「平和を願って」と
題して朗読会を開催されています。
「草ひばり」さんの素敵な朗読を聞いてみたい方、自分で本を読むのが辛くなってきた方、お気軽に図書館の対面朗読室までどうぞ!
| 親子で訪れた方に紙芝居を読んでいる様子 |
| 「草ひばり」代表 田内さん | |