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おすすめの本
 

No.671 令和2年2月

『脱プラスチックへの挑戦』『役者ほど素敵な商売はない』
賢達 京子+NHK BS1スペシャル取材班/著
 山と渓谷社
 プラスチック製のレジ袋は世界の多くの国で使用が禁止されていたり、すでに有料化されていたり。日本でも2020年7月からレジ袋の有料化が義務付けられ、“脱プラスチック”へと動きつつあります。
 プラスチックは、基本的に自然に還らないという素材のため、捨てられた後、埋立地や海に残り続け、生態系に大きな影響を与えています。2050年には、海の中のプラスチックごみの量は魚の量を超えるとまで言われているほどなのです。
 プラスチックをめぐる各国の動きや企業の最新動向を知り、世界を脅かしているプラスチックを減らすために、今の私たちができることを一緒に考えませんか。
(R.K)
市村 正親/著  新潮社

 舞台がお好きな方ならば、このタイトルでピンとくるかもしれません。ショウほど素敵な商売はない?いえいえ、役者ほど素敵な商売はない。
 役者をはじめられてもうすぐ五十年になる著者が、今だから話せる真実、「オペラ座の怪人」ファントム誕生秘話や、劇団四季退団の真相、突然のがん闘病まで、波乱の舞台人生を語った一冊です。読み終わったとき、きっと舞台上での姿を観たくなること間違いなし!
 長年出演されている、ミスサイゴン。八月に博多座で上演され、もちろん出演されます。ぜひそのお姿を劇場で!
(S.Y)
『途中下車はできません』『ロスねこ日記』
山本 巧次/著  小学館

 広大な北海道の大地を走る鉄道。各地を結ぶローカル駅。各駅には北海道ならではの風景と共に、そこに暮らす人々の、出会いや別れ、そして事件が隠れていました。
 美馬牛駅近くで新しくオープンしていた紅茶専門店の美人オーナーに隠された謎の過去。落石駅で不思議な行動をする男性の謎…など。そして、北海道で一番中心の駅である札幌で迎える各駅で起こったミステリーの結末とは?
 北海道の5つの駅をめぐる謎解きミステリーです。
(A.U)
北大路 公子/著  小学館

 世の中猫好きが多い。作者も大の猫好きである。
 昔は飼っていたが、今は事情により飼うことができない。心にぽっかり猫の穴が開いた状態だ。そしてその穴を埋めるべくスタッフが植物の育成を提案してきた。
 最初は戸惑いもあったが、時には母のように、ある時は敏腕マネージャーのように植物の世話をしていく作者。
 これは植物を世話した日々を日記形式にまとめた1冊です。植物は猫の穴を埋めることができるのでしょうか?
(Y.E)
『世直しスタイリスト・霜鳥まき子の得する黒損する黒』『医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』
霜鳥 まき子/著  小学館

 日頃、洋服を選ぶとき、何を基準に選んでいますか?もしかして、「迷ったら黒にしておく」、「無難だから」という理由で、黒の服を選んでいませんか?
 「本来黒は、『洗練』『シック』『エレガンス』『高級』なイメージをもつ色」と語る筆者は、大人の女性として知っておきたい黒の身に付け方を、自身がモデルになって紹介しています。体形の悩み別にベストマッチする着こなし方に始まり、痩せて見える黒の着方を逆の例と検証、怖く見えない着方や地味に見えない着方等、黒の持つ魅力を余すところなく伝えます。
 「無難に…」ではなく、より魅力的に見せてくれる黒の着方を身につけてみませんか?また、歳を重ねて変わってきた体形が気になる方にも、きっとお役に立つこと請け合いです。
(A.K)
森田 麻里子/著 星野 恭子/監修
                 ダイヤモンド社
 抱っこで寝かしつけたはずの赤ちゃんが、布団に置いた途端泣き出した…。夜、1~2時間ごとに起きて泣く…。赤ちゃんの夜泣きは仕方がないこと…と思っていませんか?
 確かに生まれたばかりの赤ちゃんは、体内時計が未熟です。しかし、ママやパパを睡眠不足で参らせてしまう程の夜泣きは、本当に仕方がないことなのでしょうか?
 夜泣きが減る基本的なステップはたったの4段階。ママやパパの笑顔を増やすためにも、まずは読んでみませんか?

(A.K)