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おすすめの本
『正しい休み方の教科書』  
片野 秀樹/著  ナツメ社

 仕事や家事が終わったらSNSのチェック。仕事や家事での疲れに加え、スマホの使い過ぎも脳の疲労につながるため、知らず知らずのうちに私たちは疲れをためているのです。そんな皆さんにオススメしたいのがこの本。本書には自分に合った休み方や疲労に効くストレッチ、国内外や企業の「正しい休み方」などが掲載されています。7つの休養タイプを診断できますので、自分にあてはるタイプを参考に、心も体もリフレッシュしましょう!
(R.K)
 
『みんなの近代短歌』

高良 真実/編  草思社


 万葉集や古今和歌集などの古典の和歌と、口語で歌われることが多い現代短歌の間をつなぐのは、明治中期より芽を出した近代短歌。それまでの和歌の常識を打ち破り、あたらしい表現を探して歌人たちが切磋琢磨した歴史でもありました。本書は近代歌人15人の短歌を収録。とっつきづらい近代短歌を楽しむために、一首ごとに見慣れない文語表現や文法、当時の社会情勢の解説を付しています。近代なくして現代なし。国語の教科書や便覧に載っていたあの歌人の作品に改めて出会えます。

(Y.M)
 
『側近が見た昭和天皇』
北野 隆一/著  幻冬舎

 昭和天皇は激動の時代に何を思い生きていたのか。侍従長や宮内庁長官たちの日記から、昭和天皇の生の声を紐解きます。昭和天皇は太平洋戦争開戦に反対していたというのが通説ではありますが、日米開戦の機運が高まる中での天皇の本音とは。また、当時の内閣関係者に対する好き嫌いなど、人間としての昭和天皇の姿が浮き彫りになっていきます。
 昭和100年となる今年が終わろうとしている今、時代の象徴であった昭和天皇を深く知るための一冊です。

(S.S)
 
『呪文の言語学』
角 悠介/著  作品社

 高校卒業後にルーマニアへ留学し、現在ルーマニアの大学の日本文化センター所長を務める著者が、魔女大国とも呼ばれる地の民間伝承や実体験をひもとき、“呪文の正体”に迫ります。ルーマニア人にとって身近な「魔女」について紹介し、「魔術」に関する概略を経て、呪文への理解につなげていきます。魔女へのインタビューも収録し、日本人の描く魔女のイメージとの違いもわかります。
 不思議で少し怖い呪文について、ことばを扱う学問である言語学をもとに考えた一冊です。

(S.M)
 
『先生、カタツムリが背中の殻を修復しています!』
小林 朋道/著  築地書館

 著者が学長を務める鳥取環境大学はキャンパス内に森があり、豊かな自然の中で暮らす動物たちを観察することができます。
 ある日、著者は野外観察中に殻に穴の空いたカタツムリを発見します。ぬるっとした体が特徴であるカタツムリはその穴から乾燥してしまうのではないかと心配しますが、数日後には穴に薄い膜が発生していたのです。そしてその膜は重なっていき、かさぶたのように殻を修復しました。小さな体に詰まった生きる力の強さと、同じ地球に生きる動物への敬意が詰まった1冊です。
(A.K)
 
『科学的に証明されたすごい習慣大百科』
堀田 秀吾/著  SBクリエイティブ
 

 皆さんは、「やるぞ!」と決意しては諦めるを繰り返した経験はありますか?そして諦めた時、自分を責めた経験はありませんか?著者は、続かないことは人間として自然なことだといいます。
 本書は、最先端の心理学や行動科学など様々な分野の研究結果を基にして習慣をテーマごとにまとめてあり、日常生活にラクに自然にプラスして、習慣化することを目的としています。
 気合いや精神論は一切ありません。千里の道も一歩から。気になる習慣をひとつ、取り入れてみませんか?

(S.T)