多くの図書館で、年に1回程度、館内すべての本や雑誌等の所在や不備を確認する「蔵書点検」が行われています。今年度、当館では10月4日から11日まで休館して、全職員総出で40万冊を超える本との「格闘」の日々が始まりました。
現在1階の公開書架にとりかかっています。一人一台「メットセン」とか「ハンディ」とか呼ばれるバーコードの読み取り機械を使って、一冊ずつ本をなぞっていきます。早い人だと1時間で1,000冊という猛者もいますが、書架の高い所や低い所、絵本や図鑑などの大きい本などが集まっている所では、ベテランでも難儀します。
期間中、ご利用いただけないのはとても心苦しいのですが、この作業を通して、「あるべき所にお探しの本がある」使いやすい図書館が維持できるのです。しばらくの間、ご辛抱ください。