市川 力/著 岩波書店
「なんとなく、とりあえず、あてもなく」歩き続けるフィールドワーク(Feel度Walk)での発見・思い付きをひたすら書き残したもの「知図」。自分なりに発見した「知」は好奇心がとらえた小さな感動のかけらです。気になったものを家に帰り、描いてみると、様々な探求心がわき上がるかもしれません。生成AIが普及し、私たちの代わりに思考し、適切な答えを作ってくれる世の中になりました。「私たちに残されたのは、感覚と実体験の世界」と作者の市川氏は今の若者に投げかけます。今感じたり、考えたりしたことは大人になれば気にも留めないかもしれません。記録としての知図、はじめませんか?