令和7年2月2日(日)10:00~12:00
講師:村中李衣さん(作家、山口学芸大学客員教授)
会場:伊万里市民図書館 ホール
☆講演会プログラム
1.アトラクション
家読テーマソング “こころつないで ~read and talk~” 映像紹介
2.報告
「伊万里市の子どもの読書活動の推進について」
うちどく推進室
3.講演
「絵本が生まれる現場」
講師:村中李衣さん
◆入場無料・要事前申込
☆講師プロフィール
村中李衣(むらなか りえ)
山口県生まれ。児童文学作家、ノートルダム清心女子大学教授を経て、山口学芸大学客員教授。大学院修了後、慶應大学医学部病院管理学教室にて読書療法の研究に着手。小児病棟の子どもたちと絵本を介したコミュニケーションの可能性について考える。その後 0 歳から100歳まで、いろいろな場所でいろいろな人との絵本の読みあいを行いながら、児童文学の創作を続ける。
近年は刑務所での絵本を仲立ちとした教育プログラムづくりや、受刑母とその子どもとのコミュニケーションを支える活動を実施。2017 年、第 1 回日本絵本研究賞受賞。
絵本・児童文学の創作に、
『おねいちゃん』1989 年、理論社、野間児童文芸賞
『チャーシューの月』2012 年、小峰書店、日本児童文学者協会賞
『かあさんのしっぽっぽ』2014 年、BL 出版、全国学校図書館協議会選定図書
『あららのはたけ』2019年、偕成社、坪田譲治文学賞
『こくん』2019年、童心社、JBBY賞バリアフリー部門
『うさぎになった日』2024年、世界文化社 など多数
創作以外の著書に、
『子どもと絵本をよみあう』2002 年、ぶどう社
『こころのほつれ、なおし屋さん。』2004 年、クレヨンハウス
『感じあう伝えあう ワークで学ぶ児童文化』2015 年、金子書房
『哀しみを得る 看取りの生き方レッスン』2017 年、かもがわ出版
『女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい』2021 年、かもがわ出版
『立ちあう保育 だから「こぐま」にいる』相沢和恵と共著、2024 年、ミズノ兎ブックス などがある