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おすすめの本
『ナマケモノは意外と早起き』  

遠藤 求/著 築地書館


 私たちヒトは、24時間という中で生活をしていますが、生き物は環境に合わせて最適な時間をそれぞれ作り、その体内時計を賢く使って進化してきました。例えば、アフリカに棲んでいるソマリア洞窟魚は、1日が47時間。真っ暗闇な洞窟では光を感じることができず、光の代わりに食事で時間を知るように進化しました。のんびりしたイメージのナマケモノも環境に合わせて変化しています。ほかにも、イルカやホタルなど、生き延びるために、体内時間を巧みに使いこなす生き物の仕組みと意味をわかりやすく解説した1冊となっています。

(A.S)
 
『海をわたる言葉』

クォン・ナミ/著 村井 理子/著 集英社


日本と韓国のふたりの翻訳家による往復書簡エッセイ。日本文学を翻訳するクォン・ナミと海外ノンフィクションを翻訳する村井理子は、村井がクォンのエッセイ本をSNSで紹介したことをきっかけに、メールでのやり取りが始まります。翻訳家でエッセイスト、愛犬がいて、親の介護経験があるなど、共通点が多いふたりが、相手へ疑問や質問をなげかけながら、自身の体験や考えを綴っています。往復書簡の連載終了後に行われた、初対面のふたりの対談も収録。

(S.M)
 
『同僚とのつきあい方』

勝木 健太/監修 東洋経済新報社


 仕事とは常に人を介して進むもの、仕事と人間関係を切り離すことはできません。仕事の進め方や成果などよりも、言い回しや態度がきっかけで関係が悪くなってしまうことは多々あるもの。あとから「ああしておけばよかった」なんて。こんな経験ありますよね。立場や役割、経験年数や価値観、これまで積み重ねてきたものなど、何を大事にしているかは人それぞれ違います。それを尊重し、快適な人間関係を維持するための具体的な方法を、アンケートで寄せられた後悔事例や、反省事例から紹介しています。

(Y.M)

 
『今日がいちばん若いから 年齢を吹き飛ばす生き方』
エド・はるみ/著 KADOKAWA

 「グー!」で大ブレイクし、2008年に流行語大賞を受賞したお笑い芸人のエド・はるみさん。元々は女優を目指していた彼女がお笑い芸人に転じたのは四十歳のときでした。諦めずに最後まで努力し続けたエドさんは、お笑い芸人の夢を叶え、現在は筑波大大学院の博士課程に通い、博士号を取るという目標を立て歩み続けています。最後の最後まで自分を信じ、前を向いて歩き続けるエドさんの姿は、私たちを元気づけてくれます。つまずきそうになったときは、エドさんの言葉を思い出してみてください。

(R.K)
 
『隣の畑は青々と』

河崎 秋子/著 U-NEXT


 修司は北海道・十勝地方にある農園の三代目。馬鈴薯や小麦、豆類を作付けし、家族経営の農家として、なんとか毎年乗り切っています。父親としては、一人娘に農家を継がせる選択肢はなく、将来像の終いの形も定まらず、黙々と働き続ける年月が続いてきました。また、修司の妻亮子は年齢による不調と抑制してきた過去を持ち、一人娘の高校生の千沙にも将来への悩みがありました。農家に生まれた著者が地元十勝を舞台に、時代の流れと現実とに葛藤しつつ、それでも前を向く人々の生活を、農家のリアルな悩みとともに描きます。

(T.M)
 
『物語のある星座図鑑』

ペズル/著 三才ブックス

 

 この世界は遠い昔からたくさんの物語であふれており、先人たちの想像力は地球上では収まりきれず、私たちを取り巻く大きな星空にも思いを馳せて物語を生み出していました。
 本書は12星座や季節の星座、そして今はない星座の物語を、美しい星空の写真とともに語っています。一つ一つの星座それぞれに物語があり、それが夜空に描かれるとまるで大きな一つの物語のようです。読み終えた後の夜空は物語でいっぱいになることでしょう。
 今日の星空を見上げて彼方の先人に倣い、星々に思いを馳せながら物語を感じてみてください。

(S.T)