令和6年度2月
 
「ガラガラがらくた!?」
 
エミリー・グラヴェット/作 なかがわ ちひろ/訳 BL出版

 メグとアッシュはカササギのふうふです。2わは森(もり)でいちばんたかい木(き)に, どろと草(くさ)とこえだですをつくっています。しあげにきれいなチラシをしきつめてかんせい。そんなすに、やがてきれいな水色(みずいろ)のたまごがよっつならびました。そのたまごのかわいいことといったらありません。かんぺきです!すると、たまごがかんぺきすぎて、すがなんだかものたりないものにかんじてしまうようになったのです。そこで、2わはすをかんぺきにしようと、いろいろなものをさがしに出(で)かけます。
 

 

「バッタマンション」

北川 佳奈/作 九ポ堂/絵 アリス館


 「バッタマンション」は虫(むし)たちがくらす小(ちい)さなマンション。3かいだてで、へやはたったの6つだけ。うつくしいうらにわもついています。マンションのひびを数(かぞ)えるしんぱいしょうのキリギリス。 お金(かね)をゆみずのようにつかうマツムシ。はずかしがりやで、おおやさんのほかには、だれとも話(はなし)をしないモンシロチョウなど、バッタマンションにはこせいてきな虫(むし)たちが住んでい ます。そんな虫(むし)たちの生活(せいかつ)をのぞいてみません か? 
 
        低学年から

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「たい焼(や)き総選挙(そうせんきょ)」

 

新井 けいこ/作 いちろう/絵 あかね書房

 松丸堂(まつまるどう)は商店街(しょうてんがい)にあるたい焼(や)き屋(や)さん。少(すこ)し固(がた)めのパリッとした生地(きじ)と、やわらかいあんこが魅力的(みりょくてき)で、拓(たく)都(と)が大好(だいす)きな味(あじ)です。ある日(ひ)、松丸堂(まつまるどう)で働(はたら)くアユミさんがぎっくりごしになってしまい、お店(みせ)をしばらく休(やす)むという話(はなし)をききました。その状況(じょうきょう)に同じクラスのみんなが残念(ざんねん)がっています。そこで拓(たく)都(と)は、松丸堂(まつまるどう)のピンチを救(すく)うため、友(とも)だちと一緒(いっしょ)に『チーム松丸堂(まつまるどう)』を結成(けっせい)し、お店(みせ)を手(て)伝(つだ)うことにします。

 


「わたしと話(はな)したくないあの子(こ)」

朝比奈 蓉子/著 双森 文/絵 ポプラ社

 小学(しょうがく)6年生(ねんせい)の早紀(さき)には、大親友(だいしんゆう)と呼(よ)べる友(とも)だち・和奏(わかな)がいました。彼女(かのじょ)は3年前(ねんまえ)に転校(てんこう)しましたが、また同(おな)じ小学校(しょうがっこう)にもどってきたのです。以前(いぜん)と苗字(みょうじ)がかわっていることに疑問(ぎもん)をいだきながらも、また会(あ)えたことのうれしさで跳(と)びはねたい気分(きぶん)の早紀(さき)。休(やす)み時間(じかん)に声(こえ)をかけますが、和奏(わかな)は困(こま)ったような表情(ひょうじょう)です。再会(さいかい)のよろこびや親密(しんみつ)さはまったく感(かん)じられず、ショックを受(う)ける早紀(さき)。いったい和奏(わかな)はどうしてしまったのでしょうか。