平成24年4月号


カトリーン・シェーラー/作  光村教育図書

  おおきな アイスクリーム、おおきな ほん・・・ミアは おおきなものが 大(だい)すきです。ずかんを よんで、しょくぶつが おおきくなる ひみつを しった ミアは、おもちゃの くるまや ヨット、にんぎょうの いえや ようふくを つちに うめ、みずを たっぷりやりました。



村上しいこ/作  PHP研究所

 はいくは 五(ご)・七(しち)・五(ご)の 十七(じゅうしち)文字(もじ)で つくる みじかい詩(し)。
あしたから 四(よん)れんきゅうだというのに、はいくの しゅくだいが 出(だ)されてしまった つよし。いえに かえって おばあちゃんに きいてみると、「じっくり かんさつすることから はじめるんやな。」だって。さっそく つぎのひから かぞくのみんなを かんさつして はいくを つくってみるのですが・・・。



富安陽子/作  理論社

おおぜいの妖(よう)怪(かい)たちが住(す)んでいる場(ば)所(しょ)に、ある日(ひ)、人(にん)間(げん)たちが巨(きょ)大(だい)な団(だん)地(ち)を作(つく)り始(はじ)めました。そのことに腹(はら)を立(た)てた妖(よう)怪(かい)たち。代表(だいひょう)のぬらりひょんが団地(だんち)建設(けんせつ)の担当者(たんとうしゃ)と話(はなし)をしようと市(し)役所(やくしょ)へ出(で)かけていくと、“地域(ちいき)共生課(きょうせいか)”というところへ案内(あんない)されます。“地域(ちいき)共生課(きょうせいか)”は、先(せん)住(じゅう)妖(よう)怪(かい)問(もん)題(だい)を専(せん)門(もん)に扱(あつか)う課(か)で、新(あたら)しい町(まち)と先(せん)住(じゅう)妖(よう)怪(かい)の共(きょう)生(せい)を手(て)伝(つだ)っているというのです。そして、新(あたら)しい団(だん)地(ち)に住(す)んではどうかという提案(ていあん)がされ…。



福田隆浩/作  偕成社

小学(しょうがく)五年生(ごねんせい)の公平(こうへい)は転校(てんこう)してきたばかり。新(あたら)しい小(しょう)学(がっ)校(こう)へ初(はじ)めて登(とう)校(こう)した日(ひ)、職(しょく)員(いん)室(しつ)を探(さが)して、一年生(いちねんせい)の男(おとこ)の子(こ)たちに声(こえ)をかけると、その子(こ)たちはおたがいに顔(かお)を見合(みあ)わせ、しだいにあとずさり。そして、いっせいにかけだしていってしまったのです。さらに、教室(きょうしつ)であいさつをしようとすると、花(か)びんがわれ、さらに、先生(せんせい)の机(つくえ)もまっぷたつにわれてしまったのです。どうしてそんなことが起(お)きたのか、ふしぎに思(おも)う公(こう)平ですが、しだいに、公平(こうへい)が空手(からて)の達人(たつじん)で、けんかがとても強(つよ)いといううわさが学(がっ)校(こう)でひろまっていることを知(し)ります。