平成25年5月号



ディーター・マイヤー/文 フランツィスカ・ブルクハルト/絵  光村教育図書

 小(ちい)さな ネズミの 男(おとこ)の子(こ)・オスカーは、土(つち)の中(なか)の おうちが いやになり、そとへ 出(で)てみました。しかし、キツネや フクロウなど、こわい どうぶつが たくさんいます。もっと つよい どうぶつに なりたいと、オスカーは まほうつかいの ブルツルさまに おねがいしてみますが・・・。
  えほん



斉藤洋/作  あかね書房

 こぎつねは、にんげんの 子(こ)どもたちが たのしそうに 小学校(しょうがっこう)に 行(い)くのを 見(み)て、じぶんも 行(い)ってみたくなりました。そこで、一年生(いちねんせい)に ばけて 小学校(しょうがっこう)へ でかけます。小学校(しょうがっこう)では、こくごや さんすう、おんがくや ずこうの じゅぎょう、そして、きゅうしょくの じかんも あるのです。こぎつねは、小学校(しょうがっこう)で とても たのしい 一日(いちにち)を すごします。
  低学年から



中村翔子/作  佼成出版社

 ある日(ひ)、おじいさんとおばあさんの家(いえ)へ、一匹(いっぴき)のねこがまよいこんできました。そのねこは、それから時々(ときどき)やってくるようになり、二人(ふたり)はねこに「ミルク」という名前(なまえ)をつけて飼(か)うことにしました。ところが、ミルクが家(いえ)に来(く)るようになってから一年(いちねん)がたったころ、ミルクは家(いえ)からすがたを消(け)してしまったのです。
  中学年から



おのりえん/作  理論社

 よりさんは四人(よにん)の子(こ)どもの母親(ははおや)で、六人(ろくにん)家族(かぞく)です。だんなさんの仕事(しごと)の都合(つごう)で、それまで住(す)んでいた都心(としん)のマンションとはまるで様子(ようす)の違(ちが)う地域(ちいき)に暮(く)らすことになりました。そこは自然(しぜん)豊(ゆた)かな場所(ばしょ)。ハエやゴキブリが一回(ひとまわ)り大(おお)きく、見(み)たことのない虫(むし)もたくさん現(あらわ)れる所(ところ)です。虫(むし)が大嫌(だいきら)いなよりさんですが、ひょんなことから虫(むし)の声(こえ)が聞(き)こえ、虫(むし)と会話(かいわ)できるようになります。
  高学年から