梨屋 アリエ/作 ポプラ社
文字の読み書きが苦手な石崎ひすい、中学2年生。しかし、担任の先生は読書活動に熱心でひすいの悩みはますます募っていきます…。 性別に疑問を感じる理幹、嗅覚が過敏なあまり別室登校をする留美名など、目には見えない困難を抱えたクラスメイトたち。葛藤しながら成長していく中学生を描いた連作短編集です。「みんな違っていい」という思いが込められています。
「リスタート」
ゴードン・コーマン/ 著 千葉 茂樹/訳 あすなろ書房
13歳のチェースはふと目が覚めたら自分の名前がわかりません。屋根から落ちて記憶を失ってしまったのです。家に飾られたトロフィーを見ると、自分はアメフトのスター選手だったらしいのですが、周りから向けられる視線は冷たいものでした。その理由は彼が相当な悪ガキだったから。新しい人生、彼はリスタートできるでしょうか!?
「自分で考え、自分で書くための ゆかいな文章教室」
今野 真二/著 河出書房新社
文章を書く時、「丁寧に」は基本中の基本。「丁寧に」=「読み手のことを考えること」だと著者は言います。さらに、気持ちを伝えるためには「自分の言葉で表現すること」も大切です。難しい言い回しよりも、自分の言葉で「考えながら書く」ことがわかりやすい文章への第一歩になります。
上手な文章の書き方を学びながら、日本語の奥深さも感じることのできる一冊です。
「日本の環境・人・暮らしがよくわかる本」
浦野 紘平/共著 浦野 真弥/共著 オーム社
みなさんは日本のことをどのくらい知っていますか?住んでいるからこそ、知らないままの事も多いのではないでしょうか。
この本では「人口」「予算」など国家に関わる大きなものから、「自動販売機の数」「野菜の消費量」などの身近な数値まで、100の項目についてデータ・グラフを見ながら学ぶことができます。
グローバル化が進む現代、まずは日本を知り、外国との相互理解につなげましょう。
中澤 篤史/著 内田 良/著 岩波書店
憧れの部活に入ったは良いものの、長時間練習や理不尽な指導に苦しい思いをしている人はいませんか?せっかく好きなことをしているのに、楽しくないというのはとても悲しいですよね。 自分がしたいスポーツや文化活動を思う存分楽しめるのが部活です。大会に向けて努力したり、友情を育んだり…。そもそも部活は強制ではなく、やってもやらなくても良いんです!部活の本来あるべき姿について考えてみましょう。