令和8年7月号
 
「カラスとカモメ」 ~アラスカ・クリンギット族の昔話より~
 
二川 英一/文・絵 福音館書店

 まだ、このよが はじまったばか りのころの おはなし。あるとき そらから『たいよう』が なくなり、せかいじゅうが まっくらやみになりました。ふかい うみのそこに すむ よくばりな カモメが 『たいよう』を ひとりじめしたからです。
 カモメから『たいよう』を とりかえすため、かしこいカラスが、シャチの せなかに のり、ウニから とげを もらって、カモメの いえに むかいます。さて、カラスは どうやって『たいよう』をとりかえすのでしょう?
 

 

「ンビリの王子(おうじ)、旅(たび)にでる」

長江 優子/作 fancomi/絵 くもん出版


 アッケラカン王国(おうこく)で ほかの国(くに) の王子(おうじ)や王女(おうじょ)といっしょにくらしながら学校(がっこう)にかよっていたンビリ王国(おうこく)のンパオ王子(おうじ)。お父(とう)さんのンダディ国王(こくおう)がしんで、ンビリ王国(おうこく)に帰(かえ)り、国王(こくおう)になるための王(おう)かんのしき をすることになりました。
 しかし、なんでもアイウエオじゅんできまるアッケラカン王国(おうこく)の学校(がっこう)で「ンビリ王国(おうこく)の王子(おうじ)は、ビリッケツだ!」と、からかわれていたンパオ王子(おうじ)。『ビリッケツの国王(こくおう)』とよばれるのがいやで、『ん』のつくことばはすべて『ん』からはじめる きまりを作(つく)り そのきまりを ンビリ王国(おうこく)の人たちに知(し)らせる旅(たび)にでます。  
 
        低学年から

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「窓(まど)のまどかさん」

 

戸森 しるこ/作 クリハラ タカシ/絵 講談社

 バスケットボールの練習(れんしゅう)が終(お)わって、体育館(たいいくかん)のとじまりをしていた小学生(しょうがくせい)の真凛(まりん)ちゃん。体育館(たいいくかん)の壁(かべ)の下(した)にある小(ちい)さな窓(まど)が開(あ)いていることに気(き)づいて窓(まど)に手(て)をのばすと、窓(まど)から大(おお)きな声(こえ)が。「自分(じぶん)はまどかだ」という声(こえ)は聞(き)こえても、人(ひと)のすがたは見(み)えません。
 「もしかして、まどかさんは、窓(まど)か? なんちゃって」
「そうなの。わたし、窓(まど)なのです」
 学校(がっこう)のいろんな窓(まど)から声(こえ)をかけてくる窓(まど)のまどかさんと真凛(まりん)ちゃんの生活(せいかつ)を、少(すこ)しのぞいてみましょう!

 


 


「ばんざい!ぼくらのフシギ島(じま)」

辻堂 ゆめ/作 主婦の友社

 朝(あさ)は寝坊(ねぼう)して遅刻(ちこく)。体育(たいいく)には気(き)まぐれで参加(さんか)。そんな自称(じしょう)“不良(ふりょう)”な小学生(しょうがくせい)の涼(りょう)が、親元(おやもと)を離(はな)れ、夫志木島(ふしぎじま)で島(しま)の子(こ)に混(ま)ざって生活(せいかつ)する“島留学(しまりゅうがく)”をするお話(はなし)。
 涼(りょう)と同(おな)い年(どし)で、いつのまにか親友(しんゆう)となっていた島(しま)の子(こ)の才津(ざいつ)や、涼(りょう)と同(おな)じ島留学(しまりゅうがく)でやってきた他(ほか)の子(こ)どもたちと一緒(いっしょ)に、島(しま)の自然(しぜん)の中(なか)でカヌーをしたり、採(と)れたてのおいしいトマトを食(た)べたり。そんな日々(ひび)を過(す)ごす中(なか)で、島(しま)にやってきた子(こ)どもたちの悩(なや)みを知(し)ったり、自分(じぶん)の心(こころ)を打(う)ち明(あ)けたりする中(なか)で、涼(りょう)は少(すこ)しずつ成長(せいちょう)していきます。