平成20年6月号



あんびる やすこ/著 (岩崎書店)

両親が行方不明となり、途方にくれたとき出あったつくも神と兄弟になる契約をむすび、二人でアンティークショップを始めた風雅とつくも神の紗那の2人。いろいろなつくも神が2人の回りで問題を引き起こします。今回問題を起こしたのは柿右衛門様式のひとつの壷。実はこの壷には隠された悲しい過去があり、そのためこの壷には黒衣の精霊がやどっており、そのためにこの壷を買った美術館には災難が降りかかっていたのです。果たして2人はこの壷の精霊を静めることができるでしょうか?



花形 みつる/著 (ポプラ社)

 節子は美術をこよなく愛する中学二年。実力派の先輩たちの後、部長になった節子だが、残されたのは 「超」のつく個性派ぞろいの面々たち。そんな部員をとりまとめるのも大変なのに、校長には目をつけられ、あわよくば美術部をつぶそうと無理難題を押し付けられ、あわや廃部の危機に。でも、アートを愛する気持ちは誰にも負けない! 節子と部員たちは美術部を復活させることができるでしょうか?



草野 たき/著 (講談社)

 双葉は高校進学が決まり、春からは寮生活が始まることになっていました。そしてそれをまったように、両親が離婚することに。そんな時、父親が言い出したで最後の家族旅行。しょうがなくついていった双葉だったが、その旅行で自分の手に残るやけどのわけを知ることになり・・・



中村 航/著 フジモトマサル/絵 (集英社)

上から読んでも下から逆に読んでも同じ音になるように作ってある文句【回文】。読者から募集した回文を題材にしたら、ユーモアあふれる物語ができあがりました。でも、回文を題材にしていても、最後の話しは是非一番後に読んでくださいね。




田尻 賢誉/著 (講談社)




あがさクリスマス/著 (真珠書院ブックサービス)