平成20年11月号



深沢 美潮/著 (講談社)

 飯倉菜子は高校生。「超」がつくほど有名な推理作家の母親と暮らしています。そんな菜子の親友が近所に住む裕美。裕美の家には「ルカナン」という名の一匹の猫を飼っています。ところが、このルカナンは逃亡癖があり、今日も夏の暑い陽射しが照りつける中、裕美に頼まれて菜子もいっしょにルカナンを探していました。そんなルカナンが逃げ込んだのが、ある一軒の家。そこは近所でも有名なキヌ婆さんの家。 ところが、ひさしぶりに会ったキヌ婆さんは何か変。観察すればするほど、菜子はひとつの謎にぶつかりました。「もしかして、キヌ婆さんは偽者?」 さて、菜子が出会ったキヌ婆さんは何者なのでしょうか?その裏には、ある計画が着々とすすんでいたのですが、その謎とは?



田中 芳樹/著 (講談社)

 竜堂家の四兄弟は、普通の人間とは違う、「不思議な力」を持っていました。祖父の亡き後、それを隠し、四人で生活をしていました。しかし、その祖父が残した学院があり、兄弟の叔父が祖父亡き後、学院の乗っ取りを企てはじめました。その裏には、日本の政界を動かす「黒幕」がいたのですが、この黒幕には四兄弟を仲間に引きずりこみたい本当の目的があったのです。その目的とはいったい何なのでしょうか。



オー・ヘンリー/著 千葉 茂樹/訳 (理論社)

 本当の贈り物って、なんでしょうか・・・



ジミー・ホーキンズ/作 片岡 しのぶ/訳 (あすなろ書房)

 アメリカ映画の名作が、お話しになって登場です。



(ポプラ社)



(ポプラ社)