平成20年12月号



綾辻 行人/著 (講談社)

 大学の推理小説研究会の仲間たちが向かったのは、海に浮かぶ小さな島「角島」。以前は「中村青司」という建築家が住んでいましたが、半年前におこった火事で、建築家を含む住人が死亡し、無人島となっていました。 その島に降りたった研究会のメンバー。火事で残った「十角館」でしばらく過ごそうとしますが、そこには恐るべき連続殺人犯が待ち構えていたのです。なぜメンバーが狙われるのでしょうか? そして犯人の狙いは?孤島に残されたメンバーたちの運命は?綾辻行人の人気シリーズ「館シリーズ」の記念すべき第1作が、YA版初登場です。



あんびるやすこ/著 (岩崎書店)

 行方不明の風雅の両親の手がかりが、十九世紀の宝飾家、ルネ・ラリックの作品が関係していることがわかり、風雅たちはラリックの作品を買い集めるようになりました。そんなラリックの作品にひかれ、最近お店によく立ち寄るようになった加奈。加奈は有名な宝石店に勤務しており、社長はラリックの収集家でした。風雅たちは両親の手がかりを求めて、社長のコレクションに宿るつくも神に会いにでかけていきました。そこに現れた美しいキマイラ。彼らはなぜ姿を現したのでしょうか?その目的とは?



池上 彰/著 (理論社)

 テレビでは大人たちが「解散」だ「総選挙」だと最近よく言っていますが、人ごとだと思っていませんか?何年かすればみなさんにも「選挙権」が与えられて、選挙に行かないといけません。いざ選挙という前に、みなさんの一票がどうゆうふうに生かされているのか、選挙のしくみを勉強してみませんか。



メアリ・ホフマン/作 乾 侑美子/訳 (小学館)

 時は中世。名門貴族の跡取りであるシルヴァーノ。彼は一人の女性に憧れていました。ところが、ある日女性の夫が、何者かに刺されて亡くなってしまい、偶然その場にいあわせたシルヴァーノに殺人の疑いがかけられてしまいました。そこでシルヴァーノの父親は、犯人がみつかるまで、知り合いの修道院に身をかくすことになりました。 ところが、神聖なその修道院で次々と殺人事件がおこってしまいます。犯人は外部の人間なのでしょうか?それとも神に仕える修道士のなかにいるのでしょうか?



中谷 彰宏/著 (PHP研究所)

 中学校に入学する前、3年間は、長いと思いましたか?短いと思いましたか?そしていざ入学してみて、中学生活はどうでしたか?今3年生のあなたには、あっという間だったと感じていませんか。短い学校生活。心残りないように、楽しく過ごしてくださいね。



松瀬 学/著 (集英社)

 北京で獲得した金メダルの原動力にせまります。



芦辺 拓/著 (理論社)

 あの女との出会いが、ぼくの運命をかえた・・・



長澤 まさみ/著 (幻冬舎)

 人気女優のインド紀行