図書館のあゆみ
編集 伊万里市民図書館
発行 2000年3月15日
『数の悪魔』ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー/著 リートラウト・ズザンネ/絵 丘沢静也/訳 晶文社
ぼく、算数なんて大きらい!算数って聞いただけでじんましんがでちゃうんだ。
でも、ぼく会っちゃったんだ。
「だれ?」って聞いたら、小さな男は大声でさけんだ。
「数の悪魔だ!!」
数の悪魔はちょっぴり短気だけど、魔法のステッキをひとふりすれば、算数なんてへっちゃらさ。
『算数の呪い』
ジョン・シェスカ/文 レイン・スミス/絵 青山南/訳 小峰書店
朝ごはんにコーンフレークスをたべようとしたら、「1つのボウルにコーンフレークスは何個はいっていますか?」だって…
社会科の時間になると、「ミシシッピ川の長さをチョコではかるとしたら何個必要になりますか?」だって…
朝起きるとなにもかもが算数の問題にかわっていたら?
算数の呪いをかけられた女の子のとんでもない一日。
『デンジロウ博士がやってくる!』
小暮正夫/文 伊東美貴/画 学習研究社
デンジロウ博士は「科学者」です。今日もテレビやいろんな所でたくさんの子どもたちと一緒におもしろ実験中。
科学が大好きなデンジロウ博士。音を楽しむ「音楽」のように、科学だって「科楽」で楽しんじゃおう!!
空気砲、電気クラゲ、ブーメラン…。出てくる、出てくるおもしろ実験。
君もデンジロウ博士になれるかな!?
『切っても切ってもプラナリア』
阿形清和/文 土橋とし子/絵 岩波書店
「プラナリア」って知ってるかい?
長さが1~2センチくらいの小さな生きもので、田んぼのみぞや水がちょろちょろ流れている浅い川なんかにも住んでいるよ。
「プラナリア」は切っても切っても、元にもどっちゃうんだ。
みんなも「プラナリア」を見つけてみようよ。
『ファーブルの夏ものがたり -『昆虫記』の誕生』
マーガレット・J・アンダーソン/作 マリー・ル・グラテン・キース/画 千葉茂樹/訳 くもん出版
10歳になるポールは有名な昆虫学者ファーブルの息子。おとうさんの助手をやっています。
「大砲をぶっぱなせ!」
今日もおとうさんはセミの実験に大砲を使ったんだ。セミの耳は本当に聞こえないの?
ワクワクする実験と虫たちのくらし。
きっとファーブルの世界が大好きになっちゃうよ。
『世界昆虫記』
今森光彦/写真・著 福音館書店
地球のあちこちにいる、たくさんのたくさんのすばらしい生命。 キラキラした小さな生命たち。
出会えて、ありがとう。ありがとう…。
『タヌキまるごと図鑑』
盛口満/作 大日本図書
「タヌキ」…
何を食べるのか?どこでくらしているのかな?
みんなはタヌキについて、どんなことを知ってる?
この本は満先生が、まるごと1冊タヌキについて書いた本です。
タヌキの一生から、タヌキのリサイタル(!?)まで…。
生きることをおしえてくれる1冊です。
『たすけて』
田島征三/ことば・文字 宮入芳雄、さとうあきら/写真 山下裕司/デザイン 童心社
ここにはきよらかな流れがある。
ここにはしずかに風がふく。
ここにはかわいい花がさく。
みずたまりには小さないのち。
「たすけて。たすけて。たすけて…」
この森に人間はなにをしようというのか
この森に人間はなにをしようというのか
この森に人間はなにをしようというのか
『レイチェル・カーソン』
ジンジャー・ワズワース/著 上遠恵子/訳 偕成社
「もしわたしが、できるかぎりのことをしないならば、ツグミの歌をふたたび幸せな気持ちで聞くことはできないでしょう。」
『沈黙の春』で地球の叫びを伝えたレイチェル・カーソンの言葉です。
カーソンは殺虫剤・除草剤、その他の科学物質が環境や生き物に世代をこえて影響を与えることを、初めて警告し、「地球の恩人」と呼ばれています。
『空のひしゃく北斗七星』
E.C.クラップ/文 ロビン・レクター・クラップ/絵 藤田千枝/訳 岩波書店
あなたの星座は何座?みずがめ座、ふたご座、しし座…。
夜、空を見るとたくさんの星が輝いているよ。
その中で1つ、いつも同じ場所で光っている星-北極星。
ずっとずっと昔から、人は北極星と空のひしゃく星、北斗七星を見てきました。
地球のふしぎ、宇宙のふしぎが星空にいっぱい!!
『ムーミン谷の彗星』
トーベ・ヤンソン/作・絵 下村隆一/訳 講談社
ムーミンってみんな知ってる?
スナフキン、ニョロニョロ、ヘムレンさん…。
みんな楽しいムーミン谷のなかまたち。
とってもおもしろくて、ちょっぴりこわいムーミンのお話。
今日もムーミン谷はおおさわぎ!
『あなたのネコもアクマかもしれない』
クリスティーネ・ネストリンガー/作 松沢あさか/訳 大和田美鈴/絵 さ・え・ら・書房
もしも君が今歩いている地面の下に別の世界があるならば…。そこは地獄とよばれたりして…。これは地獄にすむアクマさんたちのお話。
アクマだって生きている。いろんなアクマがいるんです。さてさて人間世界へ大事な仕事でやってきたベルツェ。初めて見るものばかりで大変だけど黒ネコになってがんばるぞ!
…ところで君。君のネコちゃんってアクマさん?
ちょっと地獄もいいもんだ、と思える(?)お話です。
『つるばら村のパン屋さん』
茂市久美子/作 中村悦子/絵 講談社
くるみさんは宅配のパン屋さん。けれどもパンはなかなか売れません。
おや、やっとお客さん?
ドアにおいてあったのはタンポポのはちみつと蓄音機。さて、お客さんはだれなんでしょう?
『ナルニア国ものがたり』
C.S.ルイス/作 瀬田貞二/訳 岩波書店
この地上のどこにもない空想の国「ナルニア」。
おいしそうな実をつけるリンゴの木、青々とした谷間、山や湖、ケア・パラベル城、美しく豊かな森…。でも、そこにはものいうけものたち、半人半馬のセントール、木や水の精、見たことない生きものたちが住んでいる。
次々とおこる、ふしぎな出来事…。
君にはもう、ライオンの歌声がきこえているはずだ。
「ゲド戦記」
『影との戦い』『こわれた腕環』『帰還』『さいはての島へ』
アーシュラ・K・ル=グウィン/作 清水真砂子/訳 岩波書店
私たちの世界とは別の世界「アーシスー」。
すべてのものを「真の名」をもち、「真の名」を知ることは魔法の使い方を学ぶこと。
主人公「ハイタカ」の真の名は「ゲド」。
ゲドは魔法使いの修行中、禁じられた魔法を使い、死の国から「影」を呼び出してしまう。
形もない、名前ももたない「影」に、ゲドはどう立ち向かっていくのか!?
『空色勾玉』『白鳥異伝』『薄紅天女』
荻原規子/作 徳間書店
神々が地上を歩いていた古代の日本「豊葦原(とよあしはら)」。
水の乙女「狭也(さや)」は15歳になった祭の晩、いつもいつもみていた夢の正体「闇(くら)」の巫女姫であると告げられる。
「狭也」は敵である「輝(かぐ)」の宮に恋をし…。
『恐竜たちの大脱出』
松岡達英/絵 羽田節子/文 福音館書店
大昔の地球には恐竜が住んでいました。
トリケラトプス、ティラノサウルス…。
恐竜たちはどこへ行ったのでしょう。
恐竜たちの大移動。行き先は…。
『アイスマン』
デイビッド・ゲッツ/著 赤澤威/訳 ピーター・マッカーティ/画
アルプスの山中で発見された凍死体は、なんと5000年前のヨーロッパ人でした。
5000年前から来た男とは?!
『人間が好き アマゾン先住民からの伝言』
長倉洋海/文・写真 福音館書店
まるい大きな1つの家に、みんないっしょに暮らしているアマゾンのインディオたち。自然の恵みを受け、祖先から子、孫へと命を受け継いでいます。人間がいま姿をけしても、地球も宇宙もなにもなかったようにつづいていくでしょう。
あなたにはどんな宇宙が見えますか。
これからもずっと"今"が好き。"人間"がだぁーいすき。
『マザーテレサ』
リチャード・テームズ/著 内藤ゆかり/訳 国土社
「不幸とは病気や貧しいことではなく、病気や貧乏であるために、だれからも見捨てられてしまうことです。」あなたはこの言葉の意味がわかりますか?これは、ほんとうの豊かさを知っていたマザー・テレサの言葉です。
「日本は貧しい国です。」
やさしさと思いやりの心を知るためにテレサはわたしたちに言いました。
1997年、87歳でこの世を去ったマザー・テレサ。テレサの言葉をしっかりと心でうけとめてください。
『小さな祈り』
男鹿和雄/画 吉永小百合/編 汐文社
平和の祈り、いのちの大切さをうたった原爆の詩。広島に落とされた原爆により傷ついた人々の悲しい気持ちが祈りとなって詩という言葉になりました。
たくさんの人たちに、世界中の人たちに、読んでほしい、読みつがれてほしいと願って…。
戦争のおろかさ、原爆の恐ろしさを知らないかのように、今、私たちの日本は平和です。けれどもこの平和の前にいくつもの戦争、そして原爆があったということ。この原爆の詩から多くの人びとの声が聞こえてきます。
暑い、あの夏がやってきます。
『絵で読む広島の原爆』
那須正幹/文 西村繁男/絵 福音館書店
8月6日広島。私たちには忘れられないこと。忘れてはならないこと。生きていく限り、語り伝えていかなければならないことがあります。
この本は実際に被爆体験者である那須正幹さんと、広島の被爆者と長く交流してきた西村繁男さんが長い時間を重ねてつくりあげたものです。数多くの生存者の証言、広島のその当時のくらし。核兵器のおそろしさ、原子力発電、放射能のこと。そして…。
目をそらさずにあの日の広島に立ってください。これは本当に起こったことなのです。
『はらっぱ』
西村繁男/画 神戸光男/構成・文 童心社
はらっぱ。今も子どもたちが集まって遊んでいる。60年前もやっぱり子どもたちが遊んでいた。戦争があって、焼け野原になり、アパートが建って…。
おとなの中には「むかしはよかった」という人もいるけれど、いつも子どもたちは今のはらっぱが大好きです。
『その時ぼくはパールハーバーにいた』
グレアム・ソールズベリー/作 さくまゆみこ/訳 徳間書店
ぼくはハワイで生まれた日本人。この日からぼくたちの生活はがらりとかわった。兄弟みたいになかよしのビリーさえもかわってしまったんだ。
日本語だってあまりうまくない。ハワイがぼくの国だと思ってる。なのに、日本人だと責められるなんて…。
『あのころはフリードリヒがいた』
ハンス・ペーター・リヒター/作 上田真而子/訳 岩波書店
第二次大戦中、ドイツのナチス軍はユダヤを迫害しました。ユダヤ人というだけの理由で。フリードリヒ一家が受けたひどいあつかいを何十万、何百万ものユダヤ人が同じように受けました。戦争が始まる前、ドイツ人とユダヤ人はなかよく暮していました。同じ人間として…。
『弟の戦争』
ロバート・ウェストール/作 原田勝/訳 徳間書店
今から50年以上も前、イギリスで、ドイツで、日本で、世界中で戦争があっていました。その戦争の中、子どもたちはどんな暮らしをしていたのでしょうか?何を考えていたのでしょうか?
空襲のこわさ。家族や友だちを亡くす悲しさ。おなかいっぱい食べられないくやしさ。戦争をしている国では、どこの子どもたちも同じ思いをしていたのです。君は平和な時代に生きているだけなのです。
『屋根裏の遠い旅』
那須正幹/著 偕成社
教室の屋根裏に入りこんだ省平と大二郎。「6年3組」の教室にもどってみると、そこは別の世界。ふたりは花山国民学校6年3組の生徒になっていた。
もし、「日本が太平洋戦争に勝っていた時代」に迷いこんだら、君はどうしますか?
『ふうせんの日』
八起正道/作 いとうひろし/絵 ほるぷ出版
夏休み、ぼくは浜辺の町にあるおばさんの家へひとりっきりの大冒険に出発した。その町には原子力発電所があった。大人たちは原子力発電所のことで言い争っていた。
知り合いになったおばあちゃんは死の灰がどこまで飛ぶかを調べるために、ふうせんをたくさん持っていた。おばあちゃんは原子力発電所がもしこわれたら、こわい放射能が出るんだよと、そっと教えてくれた。
でも、まさか本当にそれを飛ばす日がくるなんて・・・。
『不思議を売る男』
ジェラルディン・マコーリアン/作 金原瑞人/訳 佐竹美保/絵 偕成社
その男は突然、エイルサの前にあらわれた。出会いの場所は図書館。次の日から、エイルサの母親の古道具店で働くことになった。
名前は「MMC・バークシャー」。
「ぼくにまかせて」男がいうと古道具はまたたくまに売れて・・・。
『生きとし生けるもの』
M.B.ゴフスタイン/作 谷川俊太郎/訳 ジー・シー・プレス
私たちの星・地球。
地球は生きている。
たえまなく動く海・・・。
その深みで魚 泳ぎ、海老 はねる。
小さな砂粒 陸地をつくり、木々 空へと育つ。
遠くからはとても平和に見える私たちの星。
人々が殺し合い、山を荒らし、地球を汚し・・・。
生きとし生けるもの、みな私たちの兄弟姉妹。
私たちの星、私たちの命、みんなひとつ。
『遺伝子ゲームがはじまった』
藤田千枝/編 川口啓明・菊池昌子/文 大月書店
子どもが親に似ているのはなぜ?それは「遺伝子」があるから。今、「遺伝子」のヒミツを見つけている人たちがたくさんいるんだよ。そのおかげでガンを治す方法も見つかったんだ。遺伝子ゲームって、スゴイ!!
君も体の中の遺伝子に注目してみないかい。
『おじいちゃんは106さい』
松田もとこ/作 菅野由貴子/絵 ポプラ社
ぼくにはおじいちゃんが3人いる。
おじいちゃんとひいおじいちゃんとひいひいおじいちゃん。ひいひいおじいちゃんは、ぼくと100さいちがいの106さい。
おじいちゃんってすごい!!いっぱいいきて、いっぱいあるいて、すごいものがいっぱいつまってるんだ。
『ぼくたちが日本のおとしよりに学んだこと。』
毎日新聞社会部「長命社会を生きる」取材班/編 ポプラ社
あなたのまわりに、おじいちゃん、おばあちゃんはいますか。話をしたことがありますか。どんな顔をしていましたか。おばあちゃんが好きなものって知っていますか。
これは約半年かけて全国を歩き、そしていろんなおじいちゃん、おばあちゃんとの出会いについて描かれている本です。
ひとりぐらしのおじいちゃん、老人ホームのおばあちゃん、そして家族のこと・・・。
私たちは必ず年をとるのです。しっかりと見つめて考えてほしい1冊です。
『ふくろうくん』
アーノルド・ローベル/作 三木 卓/訳 文化出版局
「ぼく、こんばん、なみだでおちゃをいれようっと。」それから・・・、ふくろうくんはかなしかったことを、かんがえはじめました。
「うたえなくなった、うた。」
「とまってしまった、とけい。」
ふくろうくんは、こえをあげてなきつづけました・・・。
みんなふくろうくんのことが、だぁーいすきになるよ!!
『みみずのカーロ』
今泉みね子/著 合同出版
みんなの学校にはゴミ箱がいくつある?教室に1つずつ?ゴミは毎日いっぱいになる?
ドイツのちいさな小学校、メディンガー小学校。この学校にはゴミ箱がたった1つ。それも小さなバケツ1個だけ。そして・・・、ミミズのカーロが住んでいます。
ミミズは落ち葉や野菜くずを土にかえしてくれる生きもの。子どもたちはカーロといっしょに、土にかえらない「よくないゴミ」の勉強をしています。
さあ、君も”カーロ”をさがしてみようよ!
『森へ』
星野道夫/文・写真 福音館書店
森、ここは人の住む場所とは遠く離れた世界。ずっと昔、ここは厚い氷におおわれていました。気の遠くなるような時間をかけて、森はできあがったのです。木々やコケ、そして岩や倒木までがおたがいにからみあいながら助けあい、森全体がひとつの生きもののように呼吸しているようでした。森の木々が、じっとぼくを見つめているような気がしました。森はすこしずつぼくにやさしくなってくるようでした。
『棚田はエライ』
ふるさときゃらばん/企画 新潟県安塚町/監修 石井里津子/編著
棚田っていう田んぼを知ってるかい?
山の方にはだんだんになった田んぼがあるよね。それが「棚田」。この棚田は伊万里や西有田にはたくさんあって、おいしいお米ができるんだよ。
この本にはお米のヒミツがたくさんつまっているよ。
『森は生きている』
富山和子/著 講談社
人間が生きていくために、もっともたいせつなもの-それは土。
土を大地にはりつけておくこと。水をつくりだすのも土。ごみをしまつしてくれるのも土。この土を守り、地球を守り、生きてきた人間。
これから私たちはどこへむかい、何をすべきなのでしょうか?
『ケナフの絵本』
千葉浩三/編 上野直大/絵 農文協
このごろよく「ケナフ」って聞くけど、いったい「ケナフ」ってどんな植物?
古くてあたらしいケナフ。大昔のエジプトではケナフの麻でミイラをつつんだんだ。120日でみあげるほど大きくなるケナフ。
そだてて、あそんでケナフ博士になっちゃう本。
『アフリカの音』
沢田としき/作・絵 講談社
パラン パラン かわいた風にのって タイコのことばが はこばれていく。
グン ゴド パ グン ゴド パ
タイコたたき みんなおどる。
ヤギは死んで 皮をのこし 音になって また生きる。
パラン パラン
アフリカの音がきこえてくる。
『音楽ばんざい!』
レ・シャ・プレ/作 石津ちひろ/訳 ほるぷ出版
大昔の人たちはみんな、音楽にはまほうの力があると思ってたんだ。「かみさまからのおくりもの」なんだって。
タラッタ ラッタラッタ おどろうよ
ララランラン ララランラン うたおうよ
ぼくらのともだち、音楽ばんざい!!
『雨の日がたのしくなる本』
『お休みの日がもっとたのしくなる本』
アンジェラ・ウィルクス/著 原田紀子/訳・監修 メディアファクトリー
雨の日ってなにしてる。
ゲーム?テレビ?こんな時こそ、思いっきり楽しいことをしてみない。
顔にらく書きしたり、変そうごっこしちゃったり。おなかがすいたら、おやつをつくろう。小石に絵をかくのもおもしろいんだよ。
雨の日をじゃんじゃん楽しんじゃおう!!
『エンバリーおじさんの絵かきえほん』
エド・エンバリー/作 横山直子/日本版文字 偕成社
エンバリーおじさんは、みんなに「絵をかくことは楽しいよ!」っていってるよ。
この本をみたら、いろんな絵がかきたくなるよ!!
『パパ、美術館へ行こう』
結城昌子、体験文化研究会/編・著 小池書院
美術館に行ったことある?
とっても大きな絵や大事にされてきた絵がたくさんあるんだよ。それらは布に描いてあったり、デコボコしていたりして、本物はすごいんだ!!
ゴッホ、ゴーギャン、ピカソ・・・。
たくさん、たくさん見て、絵をどんどん好きになろうネ。
『オラ、サヴァ、チェリオの地球冒険の旅 パリ祭』
おそど まさこ/文 エム ナマエ/絵 スネル 博子/英訳 自由国民社
盲導犬シーアをつれたチェリオ、電動いすエリックにのったサヴァ、それに耳の不自由なオラの3人は、パリ祭に出かけようとシャルル・ドゴール空港へ。
初めての土地、知らない音を聞いたり、においや味をためすんだ。3人の珍道中。はたしてパリ祭の花火は見られるかな?
体に障害があっても、出かけたいと思った時に地球のどこまでも旅ができることが3人ののぞみなのです。
『宝島』
ロバート・ルイス・スティーブンソン/作 金原瑞人/訳 偕成社
もし「宝島の地図」を見つけたらどうする?
仲間をあつめて、船を用意して、そして宝のねむる島へ出発だ!!
ところが、その宝をねらう海賊の船長ジョン・シルバーが追ってくるんだ。
宝は無事に見つけられるか?
君もジムといっしょに船にのりこみ、”TREASURE ISLAND・宝島”をめざさないかい?
『マックスのどろぼう修行』
『テーオバルトの騎士道入門』
斉藤 洋/作 おぼ まこと/絵 理論社
シュラムシュトックベルク盗賊団は十三代も続いている由緒正しきどろぼう集団。
「だれもがあっとおどろくようなものを盗んでくること」これがどろぼう修行のおきて。
十二歳を目の前にしたマックスはひとり、立派などろぼうになるために旅に出た。
『スーパーキッド・Dr.リーチ』
令丈ヒロ子/作 さそうあきら/絵 講談社
おれ緒方理一。小学6年生。みんなリーチとよんでる。好きな本は月刊内科学、まぁ人体のミラクルワールド、男のロマンってやつかな!?
今日もおじいのとこで、手術の手伝い。おじいを変わり者なんて言うやつもいるけど、天才甚助!日本一の医者なんだ。そのおじいに赤んぼうの頃から仕込まれ、消毒液を産湯に使い、絵本のかわりに解剖図。そのへんの医者とはキャリアがちがわあ!
学校の勉強は大の苦手。学校も試験もパスして医者になる方法なんてないのかな?なんて考えてるけど、実はスーパードクター。
今日もリーチの修行は続くのです。
『バッテリー』 『バッテリーⅡ』
あさのあつこ/作 佐藤真紀子/絵 教育画劇
原田巧は小学6年生の春休み、祖父の家に引っ越してきました。
巧はずっと少年野球でピッチャーをしています。
引っ越してきたその日、巧は永倉豪に出会います。豪も巧と同じ13歳。少年野球でキャッチャーをしていたのです。この巧と豪が出会いバッテリーを組むことに・・・。
誰かと出会い、時にはぶつかりあいながらも同じ気持ちで生きていく。ひとりだけではできない野球。そして生きていくことも・・・。
みなさんの大切なバッテリーは誰ですか。
自分を信じてくれる人、信じている人、大切な人のために豪と巧に出会って下さい。本気でぶつかってくる仲間たちがまっているはずです。
『きつねのスケート』
湯本香樹美/文 堀川理万子/絵 徳間書店
ある日、いっぴきのきつねが湖のほとりの森にやってきました。きつねはばったり倒れてしまい、森のみんながたすけてくれて・・・、きつねは元気になりました。きつねは湖のむこうの大きな森がとても気になりました。「いってみたいなあ。」いかだをつくってのったとたんにバラバラバラ・・・。その様子をみていたのねずみは「あと2回お月さまがまんまるになったら、きっといけるよ」とふしぎなことをいいました。
元気いっぱいのきつねとやさしいのねずみ。さあ、きつねは湖のむこうにいけるのでしょうか?
『まさかさかさま動物回文集』
石津ちひろ/文 長 新太/絵 河出書房新社
「しわおおいおおわし」
「かたくなになくたか」
「たいはらばいでいばらはいた」
「したしげなわにわなげしたし」
『どうぶつはいくあそび』
岸田衿子/作 片山 健/絵 のら書店
「かみかおおかみか」
君にはわかるかな?
『ペンギンじるしれいぞうこ』
竹下文子/作 鈴木まもる/絵 金の星社
ぼくのじまんは、ぴっかぴかのれいぞうこ。なんてったって、ペンギンのマークがかっこいい!
でもある夜、クシャクシャ・・・パリパリ・・・へんな音がして、ぼくのアイスがなくなったのもこの音のせい!?ようし。正体をつきとめてやる。
ぼくは、しのび足でれいぞうこに近づいた・・・。
れいぞうこのとびらを、何度もあけたくなるお話です。
『ぺちゃんこスタンレー』
ジェフ・ブラウン/文 トミー・ウンゲラー/絵 さくま ゆみこ/訳 あすなろ書房
ある朝おきてみると、「ぺしゃんこ」になっちゃったスタンレー。
身長122センチ、横はば30センチ、厚さ1.3センチ!これがスタンレーのあたらしいサイズなの。
弟のアーサーはスタンレーがうらやましくて・・・。だってぺしゃんこだったら便利なことがいっぱいなんだもの。ドアのすきまもスーイスイ、封筒に入って郵便で旅行にも行っちゃうんだ。
さてさて、ぺしゃんこになったスタンレーのこれからは・・・、どうなるのかな?
『のらネコの子守歌』
松居スーザン/作 井上洋介/絵 教育画劇
年とったのらネコのデンゾウがヒヨドリをつかまえて食べたその日。雨がふりだし、デンゾウはいそいで帰っていました。その時です。「ぴーぴー。かあさん。」それは、今食べてきたヒヨドリのヒナだったのです。
デンゾウは知らないふりをしてヒナの所へやってきて・・・。その日からネコとコトリのふしぎな親子(!?)が誕生したのです。やさしいやさしいお話です。
『うそつきの天才』
ウルフ・スタルク/著 菱木晃子/訳 はた こうしろう/絵 小峰書店
はっきりいって、13歳にしては、ぼくはうそをつくのがうまい。パパもママもぼくがクラスで一番の優等生だと信じている。ほんとうは落第点だらけの落ちこぼれとは、これっぽっちも気づいていない。パパのサインをまねるなんて、カンタンさ。目をつぶったって、できるさ!