平成30年度8月号



まはら 三桃/著 小学館

 男の子にちやほやされたくて運動部のマネージャーを志望している咲良。ある日みかけたイケメンを追いかけてたどり着いた陸上部で、そのままマネージャーに抜てきされてしまいました。しっかり者すぎる先輩に指導されながら、なんとか陸上部のために奮闘します。しかし、陸上部と、そして咲良自身も秘密を抱えていて・・・。
 陸上に青春をかける、高校生たちの熱血ストーリーです。




北森 ちえ/著 国土社

 寂しい学校生活を送っている中学1年生の桃子は、大学生から科学の実験を教わるプロジェクトに、参加することになりました。ネズミを育てることになった桃子は、ペアを組んだ男子大学生の“ブラックさん”と楽しい日々を過ごします。なんだか似ているふたりがのんびりと送る、夏休みの物語です。



水野 俊平/著 岩波書店

 日本からの観光客が年々増えている台湾。そんな台湾に暮らす若者は、どんな生活をしているのでしょうか?朝ごはんはみんな学校で食べたり、机を思い思いにデコったり、日本と少し違っていることもあります。男子高校生や女子大生のインタビューも楽しい一冊です。



大橋 崇行/著 小曽川 真貴/監修 勉誠出版

 図書館司書って、どんな仕事をしていると思いますか?カウンターに座っていたり、本棚の本を整理していたり、というイメージが強いかもしれません。
 この本は、そんな司書のお仕事を、小説仕立てで解説してくれます。本の分類番号に悩まされ、ずっと昔のことを必死に調べ・・・そうやって成長していく新人司書・双葉になって、図書館を仕事の疑似体験してみましょう!図書館の用語の詳しい説明も載っているので、さながら本物の司書気分が味わえますよ。

梶 裕貴/著 河出書房新社

 アニメや洋画の吹き替え、ナレーションなどのお仕事・声優。声だけの仕事にとどまらず、最近では写真集を出したりライブをおこなったりと、活躍の幅がどんどん広がっています。
 この本は、いま大人気の声優・梶裕貴さんが、幼い頃の思い出から声優として自立するまでの過程、声優という仕事について語った本です。