平成24年6月号


ライオン・アン・ハンター/文  エドワード・ミラー/絵  ほるぷ出版

 モグラも プレーリードッグも アリも トンネルを ほります。そして、にんげんたちも トンネルを ほっています。今では あちこちで たくさん トンネルが つかわれていて、川(かわ)の 下(した)を とおる ものや 山(やま)の 中(なか)を ぬけていく トンネルもあれば、まるい ものや アーチがたの ものまで、 さまざまな トンネルが あります。では、トンネルって どうやって ほるのでしょうか?トンネルのことを まなべる えほんです。



原京子/作  ポプラ社

 小(しょう)学(がく)1年(ねん)生(せい)の ゆかは、ママに 本(ほん)を 読(よ)んでもらうのが 大(だい)すき。 でも、ママは 赤(あか)ちゃんが うまれてからというもの、 いそがしくて なかなか 読(よ)んでくれません。
 ある日(ひ)、 森(もり)へ いった ゆかは、 本(ほん)を ひらくと、 こえを 出(だ)して 読(よ)みはじめました。すると、 リスや ウサギや キツネ、 タヌキなど、 たくさんの どうぶつたちが あつまってきたのです。
(低学年から)



野中柊/作  理論社

  パンダのポンポンは、まちで一番(いちばん)人気(にんき)のレストラン《きら星亭(ぼしてい)》のコックさん。
  ある日(ひ)、まちのみんながピッカピカの自転車(じてんしゃ)に乗(の)っているのを不思議(ふしぎ)に思(おも)っていると、街(まち)のはずれに新(あたら)しくレンタル自転車屋(じてんしゃや)さんができたことがわかりました。ポンポンもみんなも、サイクリングを楽(たの)しんでいますが、だんだんお腹(なか)がすいてきました。



エミリー・ロッダ/著  あすなろ書房

   ドラン通(どお)りには、4件(けん)の家(いえ)があり、合(あ)わせて6匹(ぴき)の犬(いぬ)たちが飼(か)われています。おもしろいことに、6匹(ぴき)は飼(か)い主(ぬし)の人(にん)間(げん)たちを「ペット」だと思(おも)っています。人間(にんげん)たちが学校(がっこう)や仕事(しごと)に出(で)かけると、みんなで集(あつ)まっておしゃべりをしたり、《犬(いぬ)の病院(びょういん)》という犬(いぬ)が主役(しゅやく)のテレビ番組(ばんぐみ)を見(み)たり、平和(へいわ)な時間(じかん)を過(す)ごしているのです。でも、時(とき)には、不思議(ふしぎ)でおもしろい事件(じけん)が起(お)こります…。