平成26年4月号



かこさとし/作・絵  偕成社

 いちべえぬまの おたまじゃくし 84ひきは、しょうがっこうで はいくや さんすうの おべんきょう。そして、たいそうをしたあとは、いけの むこうで おべんとうの じかんです。みんなで うたいながら いけの むこうへ およいでいきます。すると、とちゅうで おおきな ナマズが あらわれたのです。
 40ねんまえの えほん『おたまじゃくしの101ちゃん』も あわせて よんでみてくださいね。
  えほん



深山さくら/作  佼成出版社

 おたまじゃくしのたまちゃんには、友(とも)だちがたくさんいます。
 まるちゃんにも、ももちゃんにも、しっぽのつけねのところから小(ちい)さな二(ふた)つのうしろ足(あし)がはえています。さらに、くろくんにはうしろ足(あし)だけでなく、まえ足(あし)もはえているのです。
 「ぼくって、おかしいのかな?みんなとちがうのかな?」とたまちゃんはなやみますが・・・。
  低学年から



富安 陽子/作  理論社

 人間(にんげん)たちにまじって、団地(だんち)で生活(せいかつ)を始(はじ)めた妖怪(ようかい)一家(いっか)の九十九(つくも)さん。
 ヌラリヒョンパパは市(し)役所(やくしょ)の地域(ちいき)共生課(きょうせいか)で働(はたら)いています。人間(にんげん)も、町(まち)ができる前(まえ)からその土地(とち)に住(す)んでいた妖怪(ようかい)たちも、それぞれに地域(ちいき)共生課(きょうせいか)が対応(たいおう)しなければならないのです。
 ある日(ひ)、そんな地域(ちいき)共生課(きょうせいか)に調査(ちょうさ)依頼(いらい)がまいこみました。それは、新(あたら)しい住宅(じゅうたく)建設(けんせつ)予定地(よていち)のはずれにある“ひそひそ森(もり)”から聞(き)こえる気味(きみ)の悪(わる)い声(こえ)を調(しら)べてほしいというもの。そこで、新(あたら)しいスタッフも加(くわ)わって、調査(ちょうさ)が始(はじ)まります。
  中学年から



いとう未来/作  新日本出版社

 5年(ねん)2組(くみ)の雷太(らいた)、優(ゆう)、良介(りょうすけ)、仁田(にった)の4人(にん)は、半(はん)年(とし)くらい前(まえ)から『なんでも屋(や)』を始(はじ)めました。『なんでも屋(や)』というのは、学(がっ)校(こう)へ忘(わす)れ物(もの)を取(と)りに行(い)ったり、サッカーや野球(やきゅう)の人(ひと)集(あつ)めをやったり、基本的(きほんてき)に依頼(いらい)を断(ことわ)らず引(ひ)き受(う)けています。
 ある日(ひ)、そんな『なんでも屋(や)』にとんでもない依頼(いらい)がまいこみました。雷太(らいた)に児童(じどう)会長選(かいちょうせん)に立候補(りっこうほ)してほしいというのです。
  高学年から