エドワード・ギブス/作 光村教育図書
ちっちゃな きいろい どんぐりが ひとつ じめんに おちて ころがりました。しろねずみや おれんじりす、あおどりなどが やってきて たべようとしますが、どんぐりは「おねがい いまは たべないで。いまに もっと おいしくなるから」と いいます。やがて、その どんぐりが めを だしました。
えほん
風木一人/作 すずき出版
ある日(ひ)、町(まち)にトラがやってきました。ふくをきて、くつをはいて、立(た)ってあるいています。そして、手(て)にはトランクをさげています。
トラはレストランにはいると、10まいものとく大(だい)ステーキをたべ、そのあと、としょかんへむかいました。さて、トラはどんな本(ほん)をよむのでしょうか。そして、きになるトラのトランクのなかみとは?
低学年から
E・ネズビット/作 小峰書店
昔(むかし)、人間(にんげん)とようせいが一緒(いっしょ)に暮(く)らしていたころのお話(はなし)です。
ある国(くに)に、かわいいお姫(ひめ)さまが生(う)まれました。名前(なまえ)はメリサンド。しかし、一番(いちばん)いじわるな妖精(ようせい)から「姫(ひめ)は一生(いっしょう)、つるつるのはげ頭(あたま)となるだろう」という呪(のろ)いをかけられてしまったのです。
つるつるになった姫(ひめ)の頭(あたま)を見(み)て、泣(な)きくずれるおきさきさまに、王(おう)さまはまほうの小箱(こばこ)を持(も)っていることを話(はな)します。
中学年から
高森美由紀/作 フレーベル館
五年生(ごねんせい)のノボル。同級生(どうきゅうせい)が部活動(ぶかつどう)に励(はげ)んでいる中(なか)、ノボルは部活動(ぶかつどう)もせず、毎日(まいにち)、自由(じゆう)な時間(じかん)を過(す)ごしていました。
そんなある日(ひ)、母親(ははおや)から家(いえ)で震災(しんさい)孤児(こじ)を預(あず)かることにしたという話(はなし)を聞(き)きました。両親(りょうしん)が里親(さとおや)として立候補(りっこうほ)していたのです。あの大地震(だいじしん)と津波(つなみ)によって両親(りょうしん)とはぐれてしまった有田(ありた)。彼(かれ)と一緒(いっしょ)に生活(せいかつ)をして、ノボルは被災(ひさい)体験(たいけん)をした有田(ありた)の心(こころ)の中(なか)が少(すこ)しずつ見(み)えてくるようになりました。
高学年から