平成26年6月号



リーサ・モローニ/文 エヴァ・エリクソン/絵  あすなろ書房

 今日(きょう)から まちにまった 夏休(なつやす)み。トーラは、パパと 森(もり)で キャンプを します。
 森(もり)に つくと トーラには ヘビや キリンなど たくさんの 動物(どうぶつ)が 見(み)えました。しかし、パパには それが 見(み)えていないよう。パパは スマホばかり 見(み)ているし、ヘビを「ただの 木(き)の 根(ね)っこだよ」と いうし、なんて つまらない パパなのでしょう。トーラは パパと いっしょに 楽(たの)しいことを したい だけなのに・・・。
  えほん



朽木祥/作  佼成出版社

 ある日(ひ)、ほんまち小学校(しょうがっこう)にふしぎな手紙(てがみ)がとどきました。
 『いちねんせいのみんなへ』と書(か)かれたふうとうの中(なか)には、『あひる』と、たったひとことだけのびんせんが入(はい)っていました。手紙(てがみ)を出(だ)してくれたのは「たなかけんいち」さん。先生(せんせい)が言(い)うには、けんいちさんはゆっくり、ゆったり大(おお)きくなって、ひらがなを全部(ぜんぶ)書(か)けるようになったばかりの、24さいの人(ひと)だそうです。一年生(いちねんせい)のみんなは、けんいちさんにへんじを書(か)くことにします。
  低学年から



アンドレス・バルバ/作  偕成社

 小(ちい)さな男(おとこ)の子(こ)フワニートは新記録(しんきろく)を作(つく)ることが大好(だいす)き。山(やま)もりのスパゲッティの早(はや)食(ぐ)い記(き)録(ろく)や部屋(へや)を猛(もう)スピードでかたづける記録(きろく)など、40この記録(きろく)を持(も)っています。
 一方(いっぽう)、背(せ)の高(たか)いベロニカも新記録(しんきろく)を作(つく)ることが得意(とくい)です。まばたきをしないでがまんする記録(きろく)や犬(いぬ)に50回(かい)連続(れんぞく)でお手(て)をさせる記録(きろく)など、40くらい持(も)っています。
 そんな二人(ふたり)が、世界(せかい)記録(きろく)を誰(だれ)よりもたくさん持(も)っている男・ウィンターモルゲンにいどみます。
  中学年から



星 はいり/作  ポプラ社

 六年生(ろくねんせい)のめぐる、さとし、あかりの三人組(さんにんぐみ)。
 めぐるは母親(ははおや)から預(あず)かったお金(かね)を使(つか)ってしまったため、あかりのアイデアをかりて、夏(なつ)休(やす)みの間(あいだ)、パン屋(や)でアルバイトをすることになりました。
 パン屋(や)の朝(あさ)は早(はや)く、販売(はんばい)ラッシュは想像(そうぞう)以上(いじょう)。しかし、一日(いちにち)のバイト代(だい)はほんのわずかで、めぐるはショックをうけます。そこで、あかりはさらにアイデアを出(だ)し、売(う)り上(あ)げアッププロジェクトにとりかかることを提案(ていあん)するのです。
  高学年から