平成26年8・9月号



荒井良二/作 学研教育出版

 ここは、わらうほし。わらうほしには あさがきただけで わらうやまがあります。それに、めをさましただけで わらうもり もあります。まちも こうえんも いえも、それに ぼくも こどもも おとなも・・・みんながわらいます。
 よんでいると しぜんに えがおになれる 本(ほん)です。
  えほん



山下明生/作 理論社

 ポルトガル生(う)まれの小(ちい)さなハリネズミの男(おとこ)の子(こ)・チコ。動物(どうぶつ)の中(なか)でもハリネズミは好奇心(こうきしん)がつよいといわれますが、チコも好奇心(こうきしん)おうせい。そんなチコは、ニンゲンにつかまってしまったノウサギのアララを助(たす)けようと、住(す)んでいるナザレという漁村(ぎょそん)を飛(と)び出(だ)します。そして、アララをさがす途中(とちゅう)で出会(であ)った旅(たび)ネズミのマルコと一緒(いっしょ)に豪華(ごうか)客船(きゃくせん)ジャカスカ号(ごう)に乗(の)りこみます。
  中学年から



森山 京/作 ポプラ社

 リスのおじいさんのいえは、森(もり)のはずれのたかい木(き)の上(うえ)。その木(き)の下(した)で、ある日(ひ)、クマの男(おとこ)の子(こ)がなわとびのれんしゅうをはじめました。「ひとつ、ふたつ、みっつ…。」とかぞえながらとんでいます。でも、五(いつ)つめでつまずいてしまいました。なんかいとんでも、五(いつ)つからさきへはすすむことができません。
 リスのおじいさんは、クマの子(こ)のようすをずっと見(み)ていました。
  低学年から



ケイト・クライス/文 ぽぷる出版

 有名(ゆうめい)な児童(じどう)文学(ぶんがく)作家(さっか)のムッツリー。彼(かれ)は児童書(じどうしょ)の新作(しんさく)を書(か)くため、静か(しずか)な家(いえ)をさがしています。
 不動産(ふどうさん)会社(がいしゃ)に手紙(てがみ)を送(おく)り、パンフレットを見(み)て、彼(かれ)が決(き)めた物(ぶっ)件(けん)はなんとハカバ通(どお)りにあるオンボロ屋敷(やしき)。
 ところが、その屋敷(やしき)には11歳(さい)の少年(しょうねん)・シーモアとネコの影(かげ)丸(まる)、そして、190歳(さい)になる幽霊(ゆうれい)のオリーブが住(す)んでいたのです。
  高学年から