平成27年3月号



苅田澄子/作 植垣歩子/絵 学研教育出版

 おもちの もーちゃんと ちーちゃんが おふろやさんに でかけます。おふろやさんには たのしいおふろが いっぱい ありそう。 しょうゆのあしゆでは たくさんの おすしたちが ずらりとならんでいます。きもちよさそうで、いつまでたっても だれもでません。次(つぎ)に行(い)った きなこのすなぶろでは、きなこに もぐって いいきもち。そこへ、小(ちい)さな おだんごたちが やってきて ころがりはじめました。きなこは おだんごたちの 体(からだ)にくっついて すっかり なくなってしまいました。ぶるぶる ふるえる もーちゃんと ちーちゃんが 次(つぎ)に 行(い)ったところは・・・。
  えほん



戸田和代/作 佼成出版社

 まよなか、れいぞうこの中でたまごたちがないています。それは、同(おな)じれいぞうこの中(なか)のジャムさんやはんぺんさんに、「ここのお母(かあ)さんはりょうりがへた」とか「たまごりょうりは、目玉(めだま)やきだけ」と言(い)われたからです。せっかくおいしいたまごに生(う)まれたからには、あまーいプリンやふわふわのオムレツになりたいというたまごたち。そこで、みんなでにげだすことにきめました。
  低学年から



村上しいこ/作 ポプラ社

 ピース、トサマル、ミケねえちゃんという名(な)の3匹(びき)のねこたちは、「ねこたま探偵団(たんていだん)」を結成(けっせい)して、商店街(しょうてんがい)の平和(へいわ)を守(まも)っています。
 ある日(ひ)、商店街(しょうてんがい)の七夕(たなばた)かざりに脅迫(きょうはく)文(ぶん)を書(か)いた短冊(たんざく)がつるされていました。事件(じけん)が解決(かいけつ)しなければ、七夕祭(たなばたまつ)りは中止(ちゅうし)になってしまうようです。祭(まつ)りを心待(こころま)ちにしている3匹(びき)は、事件(じけん)を捜査(そうさ)しようとしますが、3匹(びき)だけでは調(しら)べきれません。そこで、奥(おく)の手(て)を使(つか)い、人間(にんげん)を仲間(なかま)にして情報(じょうほう)を手(て)に入(い)れようとします。
  中学年から



間部香代/作 文研出版

 ピスタチオタウンに暮(く)らす、サルのピエールの物語(ものがたり)です。
  どこまでも高(たか)く、どこまでも横(よこ)に広(ひろ)がる巨(きょ)大(だい)なグッバイ山(やま)。その山(やま)の向(む)こうには何(なに)があるのだろうと、ピエールはトンネルをほることにしました。ほりすすめていくと、ほってみないとわからなかったことも発見(はっけん)できます。そして、そんなピエールのところに町(まち)のみんながやってきます。気(き)がつけば町(まち)のみんなの話題(わだい)は、ピエールのことばかり。はたしてピエールのほるトンネルは、貫通(かんつう)するのでしょうか。
  高学年から