『銀をつむぐ者』上・下
ナオミ・ノヴィク/著 那波 かおり/訳 静山社
ミリエムの父親は金貸し業を営んでいます。しかし、彼は借金の取り立てが苦手。そのせいで家はいつも貧しいままです。ある日、16歳のミリエムは父親に代わって村の家々を回り、借金を取り立てるようになりました。すると…。
中世の東ヨーロッパを舞台に、スターリクという氷の妖精が棲む異世界への道が開かれるという、現実とファンタジーとが交錯する物語です。
『なぜ僕らは働くのか』
池上 彰/監修 学研プラス 皆さんは、将来どんな職業に就きたいと考えていますか?自分の夢を実現させるためにも、まずは世の中の仕組みを知りましょう。
今はまだ、やりたいことが見つかっていないという人でも大丈夫。少しずつ世の中のことを知っていくうちに、きっとやりたいことが見えてくるはずです。
自分の将来のこと、少し真剣に考えてみませんか。
『掟上今日子の設計図』
西尾 維新/著 講談社 掟上今日子。またの名を忘却探偵。寝ると記憶がリセットされるため、これまでも事件をその日のうちに解決してきました。そんな彼女が、今回は「學藝員9010」と称する人物からの爆破予告に挑みます。残された時間はたったの9時間。果たして彼女は事件を解決へと導くことができるのでしょうか。
掟上今日子シリーズの最新刊です。
『自分のこころとうまく付き合う方法』
アリス・ジェームズ/著 ルーイ・ストウェル/著 西川 知佐/訳 東京書籍
自分のこころの健康に気を配ることはとても大切です。成長期の今だからこそ、みなさんのこころにはさまざまな気持ちが芽生え、強く激しい感情を持つこともあるでしょう。体の変化と同じように、こころも常に変化していくのです。
この先、こころを健康に保ち続けていくためにはどうすればよいのか、この本を開いて考えてみませんか。
『きみのまちに未来はあるか?』
除本 理史・佐無田 光/著 岩波書店 『私たちが「本当に豊かな暮らし」をおくっていくために、地域の「根っこ」を見つめなおすことが大事』だと著者は言います。では、「根っこ」とは何なのでしょうか。
土地、自然、まちなみ、伝統、文化など、今ある「宝物」を、地域づくりに活かしていこうという動きが増えてきているそうです。暮らしの豊かさを根底から支えているこれらの要素をさらに活かした、未来につながる地域づくりが提案されています。