令和元年度1月号



 鈴木 るりか/著  小学館

 お母さんと二人暮らしをしている花実は、中学生になりました。貧乏だけどお母さんと二人三脚でたくましく生活しています。ところがある日、ひょんなことから大騒動へ巻き込まれることに。友達との秘密の計画、お母さんの隠されていた過去など、それは花実にとって、刺激的な中学1年生の始まりでした。
 著者のデビュー作「さよなら、田中さん」の続編です。




「マイク」

 アンドリュー・ノリス/著 最所 篤子/訳  小学館

 両親の期待を受け、プロテニス選手を目指す15歳のフロイド。必死に努力をする彼でしたが、このままで良いのかと思い悩むこともありました。ある大事な試合中、見知らぬ男マイクがコートに現れますが、他の人には見えていない様子。突然現れたマイクは、フロイドの人生に少しずつ変化をもたらしていきます。




「12歳からはじめよう学びのカタチ」

 佐藤 優/文 西原 理恵子/絵  NHK出版

 効率よく勉強するためのコツを、5つの「学びのカタチ」として紹介します。上手な時間の使い方・暗記のコツ・アウトプットの方法など、忙しい中学生にぴったりの勉強法が満載です!人間の脳はAIに敵いません。しかし、「人の気持ちがきちんとわかる力」つまり「読解力」は人間の脳ならではの力です。全ての問題の基本はこの「読解力」!
 AI時代に突入するこれからの時代、「読解力」を養って、社会に欠かせない力を磨いていきましょう。




「「好き」を力にする NBAプレーヤーになるために僕が続けてきたこと」

 渡邊 雄太/著   KADOKAWA

 日本人2人目のNBA選手である渡邊雄太が夢を叶えるために大切にしたのは、「バスケが好き」という情熱ただ1つでした。才能を伸ばすのも、努力を続けられるのも、全ては「好き」な気持ちがあるから。
 みなさんは「好き」なことがありますか?趣味・スポーツなんでもOK!その「好き」という気持ちがあなたの人生を豊かにしてくれるはずです。




「世界はデザインでできている」

 秋山 具義/著  筑摩書房

 わたしたちの身の回りには「デザイン」が溢れています。看板、お菓子のパッケージ、本の装丁などなど…。これらのデザインはどのように作られ、機能しているのでしょうか。また、これからの未来はどんなデザインが求められているのか、グラフィックデザインで活躍中のアートディレクターである著者がデザインの魅力を語ります。
 普段、何気なく商品を手に取っているつもりでも、実は本能的にデザインに惹きつけられているのかもしれませんね。