令和元年度8月号



伊藤 たかみ/著  理論社

 1998年・夏、ぼくらはノストラダムスの予言書を読んでいた。それによると来年夏に世界が滅亡するらしい…。
 いっせーとナナコは小学生からの幼なじみ。ゾンビみたいな人形を持ち歩く変わり者のナナコは、いっせーにとっての好きな人でもありました。友だちのヒロを含めた3人は、まさに三角関係。何もない田舎町で彼らの青春が始まります。





ジョン・グリーン/作 金原 瑞人/訳  岩波書店

 アーザは強迫性障害に苦しむ16歳。些細なことでも、一度気になるとそのことで頭がいっぱいになってしまいます。そんな彼女は親友のデイジーと失踪した大富豪の捜索を懸賞金目当てで始めることに。それをきっかけに大富豪の息子で、幼なじみでもあるデイヴィスと再会し、惹かれてゆきますが、強迫性障害を持つアーザの心はどんどん追い詰められてしまうのでした…。





Hal Saunders/著  共立出版

 本のタイトル通り、数学の授業中に「こんな計算式将来いつ使うんだ!」と思ったことはありませんか?…わたしはあります。しかし、実は様々な職業で数学の知識が活かされているんです。農業・カメラマン・印刷業など、一見数学と関りがなさそうな職業でも数学は使われているんですよ。





土屋 健/著 加藤 太一/監修  カンゼン

 “古生物学”とはどのような学びの分野を指すのでしょうか。一見すると難しそうですが、みなさんが知っているであろう恐竜類やアンモナイトなども古生物のひとつです。実はそんな大昔の生き物の歴史も、現代を生きる生物に繋がっているんです。古生物や地球の歴史への興味をそそられる一冊です。




図子 慧/著  KADOKAWA

 今、AIが急速に発達しています。それに伴って、10年後には複数の職業が消滅し、AIが担うようになるとも言われています。もしかすると、あなたの憧れの職業が10年後には無くなっているかもしれません。
 この本では「未来に残る、残らない仕事」を調べるために、5人の中学生たちが「未来のハローワークVRツアー」を通じて、将来の仕事や働き方を体験していきます。AIの発達によって変化する10年後の未来や自分たちの進路について考えてみましょう。