平成25年8・9月号



栗田 亘/著 講談社

 作家の北杜夫さんは18才のころ、一か月に20~30冊の本を読み、そして、「良書を読んで悪書を読むな、と識者は言うが、人はくだらぬ本も読むことによって、本当によい本というものを識別できるようになってゆくのではないか」と考えるようになったそうです。
元朝日新聞「天声人語」著者でコラムニストの栗田さんが、「人間は何のために生きるのか」や「なぜ死ななければいけないのか」など若い人が抱くいくつかの疑問について、いろいろな本の文章を手がかりにして教えてくれます。
「みんな、悩んで、おおきくなりました。ボクもそうでした。」と・・・・。



毎日新聞社/著 毎日新聞

 働く意義は、ただお金をかせぐということだけではありません。
① 生きがいがもてる 
②お金がかせげる
③ 社会に貢献できる
④ 自分の能力を発揮できる
⑤ いろんな人と出会える
この5つの意義があるから働くっておもしろいのです。
皆さんは将来どんな仕事につきたいですか?たくさんの仕事が紹介されたこの本で将来の夢をみつけたら、くわしく調べてみてください。



山田 彩人/著 東京創元社

 姫山誠、25才。高校生に見られてしまう童顔のイケメン刑事。殉職した父親の後を継ぎ、市民の生活を守るため奔走している日本男児の熱血刑事だ。しかし、数々の難事件を解決し、警察の中でも「名探偵マコちゃん」と呼ばれている彼には、誰にも言えない秘密があった。
今までの難事件を、知り合いの引きこもりオタク少女が解決していたなんて。
マコトとコトノのコンビが次々と遭遇する5つの不可能犯罪。
スイーツ好きの刑事とコスプレ好きの美少女という設定もおもしろい、ユーモア連作ミステリー。