フクロウやミミズクが大(だい)すきなアヤ。でも、女の子(おんなのこ)っぽくふるまったり、目立(めだ)つことが苦手(にがて)だ。ある日(ひ)、アヤは学校(がっこう)帰(がえ)りにひろったジュズダマが耳(みみ)にはまってとれなくなってしまった。
つぎの日の体育(たいいく)の時間(じかん)。とび箱(ばこ)でいきおいよくとべば、ジュズダマがとびたすかも!と思(おも)いついたアヤは、思いきりとび箱を手(て)でたたいてみた。すると、とべなかった5だんをとぶことができたのだ。いつもとちがう自分(じぶん)。ジュズダマの魔法(まほう)かな?そう思うと劇(げき)の役(やく)ぎめでは、ミミズクのホーホーの役に手(て)をあげていた。