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講評:りんさんは、雷がこわいのはその仕組みを知らないからだと考えて調べようと思ったそうです。その結果、強い光や大きな音がこわいのではなく、自分に落ちてくるかもしれないことが怖いということに気づき、どうすれば身を守れるかについて調べてまとめています。本を10冊も読んで、自分の生活にどう生かしていくか考えられていた所がお見事でした。
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講評:調べるきっかけは、有田焼の人間国宝・今泉今右衛門さんが講演で話された「伝統は変わるもの」という言葉でした。変わらず守るものが伝統だと思っていたのになぜ?という問題意識を持ったのは、蒼真さんが日頃から自分で考える習慣を身につけていたことの現れだと思います。そこから、今右衛門さんが新しく開発された技法についても詳しく調べ、最終的には自分の感性を大切にすることが伝統だと結ばれた所が高い評価につながりました。
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講評:果実のシロップ漬けがきれいでおいしかったから果実酢に挑戦しようと思ったという小梅さんは、ただ作るだけでなく、お酢や果物の種類や特徴を詳しく調べたうえで、6種類の果実酢を作る実験をしています。分量や温度、時間などの条件は統一し、果実の種類だけを変えておいしさの違いを比較しているのは、非常に科学的な態度で、まとめ方もとても丁寧で感心しました。
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