絵本がコミセンにやってきた!! 「うちどくコンテナ」スタート
11月7日、立花コミュニティセンターで「うちどくコンテナ」の巡回開始式が行われました。この事業は、市内のどの地区でも子ども達が身近に本を読めるよう、各コミュニティセンターに新しい絵本を50冊ずつ入れたコンテナを配置して、乳幼児期の読書環境を良くしようとするものです。地元の愛育園から来てくれた2歳児の子ども達が、さっそく思い思いに好きな絵本を手にしていました。これに必要な絵本は約1000冊!すべて令和5年度に、子どもたちの読書のためにと図書館に寄付していただいた浄財をもとに購入しました。新しいもの、人気が高いもの、長く読み継がれているものなどを司書が厳選して、すべて違う絵本を揃えています。これらの本を市民図書館だけに置くのはもったいない。より多くの子どもたちと絵本を出会わせるために、各地区を循環する仕組みを考えました。
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布の作品づくりボランティア『てんとう虫の家』が新たに大きな布絵本づくりを始めます。作品は1985年の日航機墜落事故で9歳の息子さんを亡くした著者が、御巣鷹山の斜面にもみの木を植え、毎年毎年、息子に会いに山に登り続けたという思いをつづった、命の重さを伝える絵本です。一針一針、絵本の世界を大切に丁寧につくる作品は数年をかけて完成することでしょう。
▲作品予定絵本:『けんちゃんのもみの木』美谷島邦子/文 いせひでこ/絵 BL出版
また二里コミュニティセンターでは『まちどく広場』として著者の美谷島(みやじま)邦子さんをお迎えして公開授業を行います。
●公開授業 けんちゃんと学ぶいのちの授業」 |