『ハレルヤ』 | 『愛すること、理解すること、愛されること』 | |
保坂 和志/著 新潮社 著者は、妻の母親にお墓参りに行った際、片目を失くした小さな猫に出会います。それまでにも猫を飼った経験がある夫婦は猫を連れて帰り、“花ちゃん”と名付け、育てていくことを決めるのです。片方の目がなくても、そのことを感じさせないくらい元気に過ごす花ちゃん。しかし、17歳1ヶ月の時にリンパ腫が見つかり、治療の途中で目はほとんど見えなくなってしまいます。その後も花ちゃんの病と闘う生活は続きますが・・・。 (Y.U)
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李 龍徳/著 河出書房新社 謎の死を遂げた大学の後輩の妹に招待された、男女四人。姉の日記に記された四人に会ってみたかったという妹の真の目的とは・・・。 (M.T)
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『ストロング・スタイル』 |
『世界から消えた50の国 1840-1975年』 | |
行成 薫/著 文藝春秋 小学生の時、いじめを受けていた親友に大けがをさせてしまった大河。どんなことにも流されない強い男を目指して、プロレスラーになることを決意し、恵まれた才能とルックスで一躍人気レスラーに。チャンピオンをめざしてひた走ります。 (Y.E)
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ビョルン・ベルゲ/著 角 敦子/訳 原書房 日本は古くから続く歴史ある国です。しかし、その一方で数年から十数年といった短い期間しか存在しなかった国があることを皆さんはご存知ですか?これからの輝かしい未来を期待して建国されたものの、様々な事情で消えてしまった50の国を、地図とともに紹介します。 (A.K)
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『行ったり来たり寝ころんだり』 | 『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる』 | |
あおき ひろえ/絵と文 新日本出版社 絵本作家でありながら、引っ越す前の自宅「ツギハギ荘」の席亭として寄席を経営、主催している著者。絵本作家の夫と三人の息子に恵まれた日々の生活の中で見たものや感じたことが正直に綴られています。 追っかけをしているミュージシャンのライブチケット発売日に必死に電話したこと、19年間続く息子のお弁当づくりのこと、そして絵本にもなった「夏平くん」と小学生の頃のエピソードなど。 クスッと笑ったり、うなずける部分も多く、楽しく読み進められる一冊です。旦那さんのコラムも必見です。 (R.K)
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幡野 広志/著 PHP研究所 35歳の写真家、幡野広志さん。34歳の時に多発性骨髄腫というガンになり、余命3年の診断を受けます。末期ガンと向き合いながら、残される2歳の息子のために考えたのは「残したいのはお金じゃない。残したいのは言葉だ」ということ。 (Y.M)
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