『四十歳、未婚出産』 | 『奇跡のバナナ』 | |
垣谷 美雨/著 幻冬舎 四十歳を目前に控えた優子。旅行会社に就職してから十七年になり、ツアーの企画ではいくつもヒットを飛ばしてきたキャリーアウーマンです。 (R.K)
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田中 節三/著 学研プラス ビタミンやミネラル、食物繊維など栄養豊富なバナナ。今では手軽に入手ができますが、著書が幼い時は高価で簡単には口にできない高級果物でした。大人になって台湾でバナナの木を見たときの「バナナを日本で育てたい」という思いが、日本国内での純国産の奇跡のバナナを生み出すきっかけとなりました。 (Y.O)
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『不倫』 |
『戦後日本の復興の記録 GHQカメラマンボリアが撮った日本の風景』 |
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中野 信子/著 文藝春秋 近年、不倫はメディアでも大きく取り上げられ、有名人達は過剰なバッシングをされています。一般の人でも、社会的信用や家庭を失い、慰謝料請求や精神的負担など、リスクが多大であることは明白です。それなのに、なぜ不倫はなくならないのか? (M.T)
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ディミトリー・ボリア/撮影 大学出版 来年4月に今の天皇陛下の譲位が決まり、新しい元号が始まると、昭和がもっと遠い昔のように感じられるかもしれません。しかし、終戦から73年を迎えた今だからこそ、日本が体験した戦争とその後の復興の様子を次の世代に残していかなければいけません。 (A.U)
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『ハタからみると、凪日記』 | 『走り続ける力』 | |
光浦 靖子/著 毎日新聞出版 お笑いタレントながら、最近は趣味である手芸と読書の知識を活かし、手芸の本を出版し、読書をテーマにしたTV番組に出演するなど、幅広い活躍を続ける著者。その毎日は、周りから見るとまさに海の凪のような日々ながらも、著者にとってはいろいろと考えることのある毎日のようです。 TVで見かける飄々とした雰囲気とは裏腹に、目に入れても痛くない甥っ子たちを静かにさせようと脅かしたら、逆に怖い思いをした話や、自分の婚活の話までその時々の気持ちを素直に綴った1冊です。 (A.U)
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山中 伸弥/著 毎日新聞出版 皮膚細胞からiPS細胞を作り出すことに成功し、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中教授。趣味がマラソンであることはよく知られています。この本は、そんな著者が、どのような思いで仕事や研究を続けているのかを、マラソンとかけて「走り続ける」をテーマに書かれています。亡くなった父への想い、救えなかった患者さんのこと、京大iPS細胞研究所を率いる苦悩、ノーベル賞科学者の栄光と挫折などなど、山中教授の「人間力」の秘密に迫ります。 (A.S)
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