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図書貸出数12,345,678冊達成!


 1月30日、図書館の本の貸し出し数が、開館から通算12,345,678冊に到達し、記念証などのお渡しを行いました。

 めでたく数字が順序良く並んだ時に借りられたのは、松島町在住の野中照美様で、この日は1歳の娘さんとの来館でした。

 そして、惜しくも前後しての利用となった「ほがらか園」の皆さま、二里町在住の浦川留美子様にも図書館と図書館フレンズ
いまりから記念品の贈呈を行いました。

 伊万里市民図書館の貸出数は、平成7年(1995年)の開館以来、15年目の平成22年(2010年)には800万冊に到達し、20年目の
平成26年(2014年)には1,000万冊に到達しました。その後も着々と貸出数を積み重ね、25年目のこの日に上記の冊数に至ったと
ころです。

 次は、1,500万冊の貸出数を目標に、市民の皆さまの役に立つ図書館を目指していきます。これからも市民図書館をよろしくお
願いします!

 

 

                   



         

      
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「図書館の本を見てコレ作っちゃいました展」を開催しました!

                     

 2月1日~29日、「第一回 図書館の本を見てコレ作っちゃいました展」を開催しました。
 これは、市民図書館を利用している方々が図書館の本を参考に作られた作品を、令和元年11月から2年1月半ばまでかけて募集したものです。
 バッグやベスト、編み物をはじめ、イラストや手作り絵本、木工作品など、多岐にわたる分野からの出品がありました。
 これらの力作は、来館された方の目を楽しませ、たくさんの方が足を止めて見入っていました。ひと言アンケートでは、「手仕事が大好きで、今では自分の手ではできなくなったけど、見るのは大好き」、「自分も何かに挑戦してみたい」、「この展示会を今後も続けて欲しい」等と、温かいメッセージも寄せられました。
 また、製作者の方が参考にされた図書を同時に展示したところ、ほとんどが借り出され、作品をご覧になった方にも創作意欲が飛び火したようです。製作者の皆さま、出品にご協力いただきまして、本当にありがとうございました!

 

      

 

        

 

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ご存知ですか?対面朗読 草ひばり

 ある土曜日の午後、図書館の芸術コーナーの奥にある対面朗読室では、楽しそうに紙芝居を読む声が・・・。この日訪れていた親子連れの方は、目の前で好きな話を読んでもらうという贅沢な時間を楽しまれていました。

 

 

この朗読をされているのは、「対面朗読 草ひばり」のみなさんです。「草ひばり」とは、古くから鳴き声の美しさで愛されたコオロギの一種です。伊万里市立図書館の元館長森田一雄さんの「朗読をするのなら良い声で…」との思いから名づけられました。元々は毎週土曜日のお話し会に来る子どもたちより大きな子どもたちに読み語りたいと始まったものですが、目が不自由である等の理由で、独りで本を読めない方にも朗読をするよう活動の幅を広げてこられました。
 今では、毎週火曜日には本を読むことに支障のある大人向けに、毎週土曜日には子ども向けに朗読をされています。 
 そして、活動は今や図書館ばかりではなく、高齢者施設や医療施設への訪問へと広がっています。また、毎年8月には「平和を願って」と題して朗読会を開催されています。
 「草ひばり」さんの素敵な朗読を聞いてみたい方、自分で本を読むのが辛くなってきた方、お気軽に図書館の対面朗読室までどうぞ!

      
 親子で訪れた方に紙芝居を読んでいる様子    

 








  

     

「草ひばり」代表
田内さん

 
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 伊万里に広がるうちどくの輪

◎令和元年度 うちどく推進講演会

 2月16日(日)にうちどく推進講演会を伊万里公民館で開催しました。「本の楽しさを子どもたちに」という演題で、講師は千葉県浦安市立図書館で司書を長く務めた伊藤明美さん。市内の読み語りボランティアなど約30人が集まり、県外からも参加がありました。伊藤さんは絵本を見せながら解説され、「読み聞かせは一期一会。だから、本を選び、読むことに責任を持つこと」と話されました。市内におけるうちどくの取り組みの報告もあり、最後に伊万里小学校コーラス部が家読テーマソング『こころつないで』を合唱。美しい歌声で観客を魅了しました。

●講演を聴いた方のアンケートより
「絵本の絵を小さい所まで見ることがなかったので、たいへん参考になりました」。「最近忙しくて寝る前の読み語りを上の娘に任せっきりなので、今晩は時間をつくろうと思います」。「コーラスとっても良かったです♡」

   



◎波多津町家読フェスティバル

 昨年度は、台風接近で中止となった「波多津町家読フェスティバル」。2月16日(日)、今年は初めて波多津町コミュニティセンターを会場に行われました。
 青嶺中学校からは、「全国家読ゆうびんコンクール」(埼玉県三郷市教育委員会主催)で2年生の津田彩吹さんが「かぜのでんわ」をテーマに作ったはがきが、柳田邦男賞に輝いたことの紹介がありました。波多津小学校4年生の「のはらうた」の詩の暗唱や波多津保育園ふじ組の「花さき山」の劇、そして、青嶺中学校でボランティアをされている「おはなしどんぐり」さんによる読み語り、どれも感動的で、うちどくの良さを地域のみなさんで味わいました。

   

 
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       イスノキをうえました

 新天皇のご即位を祝い、記念として図書館 洋会議室横の中庭に、伊万里市民図書館を象徴するイスノキを植えました。 
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため植樹式は中止となりましたが、後日、いすの木合唱団のみなさんとともに、お披露目の会を開催することになっています。お楽しみに!

 

 

 

      

     
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4月23日は「子ども読書の日」
4月23日~5月12日は「こどもの読書週間」

 

 2001年、「子どもの読書活動の推進に関する法律」の制定で4月23日は、「子ども読書の日」と定められました。また、「子どもたちにもっと本を、子どもたちにもっと本を読む場所を」という願いから、「こども読書週間」は誕生しました。この期間内は、図書館等で色々な行事が行われます。市民図書館でも、4月30日の図書館記念日にイベントを開催する予定です。

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図書館員おすすめの本

『魚を一尾、さばけたら?』
     濱田 美里/著  河出書房新社

 

 もし、ここに小ぶりの鯛が一尾あったなら、そして、それをさばくことができたなら…。お刺身にして日本酒を飲むのも良し、カルパッチョにしてワインのお供にしても良いかもしれません。魚をさばけるようになる、というだけでお料理の幅が格段に広がることでしょう。
 この本では、魚やイカのさばき方を写真を交えてわかりやすく解説しており、その後の料理の方法まで掲載しています。切り身で購入するよりもお得に新鮮でおいしい魚を食べることができるばかりでなく、アウトドアでも大活躍できること間違いなしです。
 今年、何かに挑戦してみたい方、この本はいかがでしょうか。                         (A.K)
                                         

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        利用状況(12月・1月)
伊万里市民図書館
利用点数(月別)
令和元年12
(開館:23日)
令和2年1月
(開館:23日)
市民図書館(公民館含む) 23,300点 23,309点
自動車図書館(ぶっくん) 11,727点 12,051点
全館合計 35,027点 36,219点


貸出ベスト12月・1月

1位 『幕末・明治と伊万里の人』 伊万里市郷土研究会/編
2位 『虚ろ陽』 小杉 健治/著
2位 『検事の信義』 柚月 裕子/著