謎解きゲームで図書館の魅力を発見!
夏休み期間中、図書館では、『図書館×謎 ~怪盗Kの不思議な予告状~』と題したイベントを開催しました。これは館内に仕掛けられた様々な謎を解きあかし、その答えを手掛かりにして、さらに大きな謎に挑戦していくゲームです。実際に出題されたのはこのような問題でした。みなさんも挑戦してみませんか。
問題 ① こいのをもとんけだ→この問題を解け せしいあかわいせは→???? |
問題 ② 答えは○○○ |
学ぶ夏 図書館の夏
★7/25~26 『こども図書館員講座』
毎年開催している「こども図書館員講座」に、今回は8名の小学生が参加しました。
1日目は、まず講座の説明と館長の話を聞き、その後3つのグループに分かれて、貸出・返却作業や本の整理を体験しました。また、自分が生まれた日の新聞を使っての記事の作成や、本のカバー(フィルムコート)を貼る体験など、図書館の様々な業務を行いました。
2日目はおすすめしたい本を選び、絵や見出しを使って紹介コメントを作りました。(このコメントはヤングコーナーに掲示しています。)加えて、今回は昨年度から始まった「図書館を使った調べる学習コンクール」の基本を学びました。テーマに関する疑問を考え、答えを予想し、図書館の本を使って調べるという作業は初挑戦でしたが、答えを見つけ出した時はみんな満足した表情でした。
図書館の仕事に触れるだけでなく、調べる学習の体験から、図書館の本が役に立つことを実感して、研修を終えました。
★7/26 『布であそぼう』
『布であそぼう』では、布のタペストリーを制作しているボランティア団体「てんとうむしの家」の皆さんに、手提げ袋の作り方を教わりました。おぼつかない手つきでアイロンをかけ、それぞれ思い思いの布を用いてできた作品に子どもたちは「かわいい!」と大喜びでした。
★7/28 『ねんどであそぼう』
学ぶ夏 図書館の夏
★8/1~6 『環境に触れる夏休みin伊万里』
環境問題について、楽しみながら学べる展覧会が佐賀県・伊万里市の主催で開催され、878人が訪れました。
期間中は地元の学生や団体による環境作品の展示や、エコに関するクイズラリーが行われました。会場でまず目を引いたのは、市内で初めて展示されたデジタル地球儀です。その大きさ直径約130センチ、直接触れて地球儀を回すと、大気の状況や地球温暖化が進んだ未来の姿を見る事ができます。参加した子どもたちは刻々と変化する地球の姿に魅入っていました。また、日替わりでの体験教室、佐賀大学海洋エネルギーセンター見学やカブトガニの観察会などがあり、どの講座も大盛況でした。
(写真説明)
■「アロマポット」の体験講座
■子ども達より大きい「デジタル地球儀」 触れること画面が変わります。
●日替わり体験講座●
8/1 ソーラーモーターカーづくり
8/2 保冷剤を使ったアロマポットづくり
8/3 電気をつくるしくみと環境について学ぼう
8/4 木の実を使った自然工作
8/5 海洋エネルギー研究センター見学
8/6 カブトガニの産卵観察会
8/6 環境絵本のおはなし会
★8/5 第15回 平和を願って~朗読会~
15回目を迎える対面朗読ボランティア「草ひばり」主催による朗読会が開催されました。
今年は、西日本社新聞の女性投稿欄、「紅皿」の『戦争とおはぎとグリンピース』より6編、暮らしの手帖社『戦争中の暮らしの記録』から6編が朗読されました。戦地に赴く息子のために、あちこち走り回って手に入れたアズキで作ったおはぎや、竹やりに結びつけた古い出刃包丁を武器にしたことなど、生活に根ざした食べ物や道具などのエピソードはどれも一般市民の投稿によるものです。それだけに戦中・戦後の悲惨な生活ですらも懸命に生き抜いてきた人々の悲しみ、そして平和を守ろうという覚悟が伝わります。
想いは言葉に、言葉は声に。朗読によって伝わる想いが心に響く時間でした。
10月16日(月)から23日(月)まで
蔵書点検および特別整理により休館いたします
図書館では資料の状況を把握するために、上記の期間本の点検作業を行います。そのため、この期間は資料の貸出・予約や資料に関するお問い合わせに対応できない場合がございます。
◆図書や雑誌の返却は駐車場側と子ども玄関横の2ヶ所に設置している「本のポスト」をご利用ください。なお、CDやDVDなどの視聴覚資料は破損するおそれがありますので、特別整理休館後に直接窓口へお持ちください。
◆自動車図書館「ぶっくん」は期間中も巡回いたします。
謎解きを楽しんだ後はミステリーはいかが?
図書館員おすすめのミステリー
『囲碁殺人事件』 竹本健治/著 講談社
武雄市山内町で執筆活動を行っている作家、竹本健治が描くミステリー小説です。最新作『涙香迷宮』が『このミステリーがすごい!2017年版国内編』で第1位を獲得し、話題となりましたが、その物語の原点と言える作品です。シリーズを通して活躍する大脳生理学者、須堂信一郎と天才少年囲碁棋士、牧場智久が初めて出会い、タイトル戦の最中に亡くなった囲碁名人の不可解な死について調べ始めます。謎を解く途中で、牧場少年が何者かに襲われそうになり、必死に逃げるシーンでは緊張感が一気に高まります。『将棋殺人事件』、『トランプ殺人事件』と続編もあり、秋の夜長に楽しめるミステリーはいかがでしょうか。 (K.S)