★1面-1


第7回 伊万里市民図書館・学校図書館を使った調べる学習コンクール表彰式

7回目を迎えた「伊万里市民図書館・学校図書館を使った調べる学習コンクール」。市内の小学生から80点の応募があり、各賞の表彰式を行いました。今年は、これまでにないようなテーマの作品も多く、様々な分野にわたって、疑問を持ち、調査し、研究を楽しんでいる様子がわかる作品が並びました。

受賞されたみなさん、おめでとうございます。

 

  【低学年の部】     【中学年の部】    【高学年の部】 
 


「やるぞ
 トカゲのしいく!!」


上野 空之介(そらのすけ)さん
(大坪小学校 2年)

 


「月のふしぎ」


田中 蘭愛(らな)さん
(大川小学校 3年)
 

 


「卵によって
 値段がちがうのはなぜ?」


加藤 紬(つむぎ)さん
(伊万里小学校 6年)

   


       
 
講評:ニホントカゲを飼い始めた上野さん。どんなエサが好きなのか、温度や飼育環境はどうすれば いいのか、本で調べるだけでなく実際に、色々な餌を与えてその反応を観察しました。「トカゲの飼育をしているのか、エサの昆虫の飼育をしているのかわからなくなった]という飼育者ならではの感想もとびだしました。
    
 
講評:本を使って月までの距離や、日食や月食がどうしておきるのかをくわしく調べ、さらに月の満ち欠けの仕組みについては自宅でライトとボールを使い実験をおこない月の形を確かめていました。調べ学習を行うことで興味や関心の対象がどんどん広がっていく様子がわかる作品です。


 
講評:スーパーの卵の値段に差があることに疑問を抱き、鶏の育て方に違いがあるからではないかと考えた加藤さん。本やネットで調べるだけでなく、養鶏家を訪ねて調査し、育て方によってかかる費用が異なること、そのため値段がちがうことを突き止めました。
仮説をたて、調査をし、考察する的確なレポートになっています。
 

 

 

 

★2面-1


意外に知らない!としょかんの こんな場所 あんな場所 VOL.3


 図書館駐車場側玄関のすぐそばのくつろぎコーナーに『福祉喫茶あおぞら』があります。障がい者の社会参加を目的として作られた場所で、伊万里市手をつなぐ育成会により運営されています。現在は2名の障がい者と11名のボランティアによって飲食の提供が行われています。

 一番の人気メニューはうどん。さらに、牛丼やカレーライス、ピラフなどもあり、図書館利用者の胃袋を満たしてくれる場所となっています。

 また、持参した弁当を食べる時など、注文をしなくても利用することができますので、お気軽にあおぞらへ足を運んでみませんか。
  ※コロナ禍のため、席数を減らして営業を続けています。ご了承ください。

★2面-2


ありがとうございました

 伊万里出身の詩人、犬塚堯についての研究をまとめた同人誌『焼鳥』の寄贈に作者の中邨政也さんと佐藤文香さんが来館されました。
 「伊万里讃歌」の作詞家として市民に親しまれている犬塚堯ですが、先行研究に基づいた作品の分析などを通して、新たな詩の魅力に気づかされる一冊です。『焼鳥』は借りることができます。ぜひ手に取ってご覧ください。



 
★2面-3


市民図書館のアウトリーチサービス
     (外に飛び出す)

      <第4回 松浦町コミセンまつり>

 今回は、2022年11月20日(日)に開催された『松浦コミセンまつり』に出張してきました。
 保育園や小学校で「ぶっくん」に慣れ親しんだ子どもたちは大喜び!いつもよりじっくりと本を眺めていました。まつりに参加されていた大人の方からも、市内のどんな場所を回っているのか等、興味津々で質問が相次ぎました。
 ぶっくんは、地域の読書活動をこれからも支えていきたいと思います!

(ぶっくん担当)

 

★2面-4


編集後記

 昨年開催された「ほんのお歳暮」の中に入っている、図書館宝くじの当せん番号が発表されています。景品のほか、“図書館でたったひとりのおはなしかい”や、“ご自身の本にカバーをかけて図書館の装備にできる”など、図書館ならではの楽しい特典も用意しています。お手元にお持ちの方はぜひご確認ください。