『本朝奇談・天狗童子(にほんふしぎばなし・てんぐどうじ)』 佐藤 さとる/著 村上 豊/画 あかね書房 |
てんぐの世界はふしぎな世界です。はなが高く、顔は真っ赤、金色のひげがはえていて、つばさを広げると どこまでもとんでいけます。 さて、時は戦国時代。山番をしているふえの名手・与作に、大てんぐから声がかかり、カラスてんぐの九郎丸がふえのしゅぎょうに送られてきます。与平はふえをしこむうちに、自分の命にかえても、九郎丸を人間にもどしたいとねがうようになります。 ふしぎなてんぐの世界と、人間としてめざめていく九郎丸のすがたが かんどうてきです。 (いまりしみんとしょかん かんちょう)
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『オシリカミカミをさがせ!』 リンデルト・クロムハウト/文 アンネマリー・ファン・ハーリンゲン/絵 野坂 悦子/訳 朔北社 |
かぎをしめて、ズボンとパンツをおろして、トイレにすわると……ガブリッ!おしりをかむばけものが、あらわれた。町の人たちはおおさわぎ。ばけもののしょうたいをあばくために、男の子ユースは、ひとりでマンホールの下に、はいっていきました。 |
『火曜日のごちそうはひきがえる』 (ひきがえるとんだ冒険シリーズ ①) ラッセル・E・エリクソン/作 ローレンス・D・フィオリ/画 佐藤 涼子/訳 評論社 |
ある冬の日、ひきがえるのウォートンは みみずくにつかまってしまいました。みみずくは、ウォートンを高い木の上の すにとじこめて、自分のたん生日のごちそうにしようと決めます。ウォートンはうまくにげ出せるでしょうか。
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『おにいちゃんは世界一』 ウルフ・スタルク/作 マティ・レップ/絵 菱木 晃子/訳 徳間書店 |
ぼくはおにいちゃんがだいすき!もう12才で大きいけれど、ぼくにやさしいんだ。力持ちでかっこいいおにいちゃんは世界一なんだ。 |
『ぼくのじしんえにっき』 八起 正道/作 伊東 寛/絵 岩崎書店 |
じしんで町が、メチャンコになった。じゅくでテストをしていたぼくたちは、カーテンをビリビリにしてつくったロープで、やっとにげだした。 |
『はれときどきぶた』 矢玉 四郎/作・絵 岩崎書店 |
3年生の、のりやすは「あしたのにっき」を書くことにしました。これからおこることなので、なにを書いてもうそにはなりません。そこで、おもいきりめちゃくちゃなことを書いたら、書いたことがつぎつぎとほんとうになってしまった!!あしたの天気を「はれときどきぶた」にしたら、ほんとうにぶたがふってくるかな!? |
『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』 岩佐 めぐみ/作 偕成社 |
ひとりぼっちのキリンは、友だちがほしくてたまりません。そこで手紙を書きました。そして、「ちへいせんのむこうで、さいしょにあった動物にわたして、返事をもらってきて」と はいたつを、たのみます。さて、手紙はだれに とどくでしょう。 |
『名なしのこねこ』 とりごえ まり/作・絵 アリス館 |
わたしは 1ぴきののらねこにであいました。すてられて、よわりきった子ねこ。それでも、いっしょうけんめい、わたしにむかって かぼそい声で「ニャー」となく子ねこを そのままにできません。動物びょういんへつれていきました。子ねこはたすかるのでしょうか? |
『エルマーのぼうけん』 ルース・スタイルス・ガネット/作 ルース・クリスマン・ガネット/絵 渡辺 茂男/訳 福音館書店 |
エルマーは、どうぶつ島にとらえられている かわいそうなりゅうの子の話をききました。そこで、こっそり家をぬけ出し、たすけにでかけます。 『エルマーとりゅう』、『エルマーと16ぴきのりゅう』とつづきます。 |
『ココ ゴリラと子ネコの物語』 ランシーヌ・ペニー・パターソン/文 ロナルド・H・コーン/写真 宮本 陽子/訳 あかね書房 |
みなさんは、動物とお話ししたいと思ったことはありませんか? ゴリラのココは、手話を使って話をすることができるのです。ココがたん生日プレゼントにほしがったのは、生きたネコでした。 ココと子ネコの、ほんとうにあったお話です。 |
『大どろぼうホッツェンプロッツ』 オトフリート・プロイスラー/作 トリップ/絵 中村 浩三/訳 偕成社 |
おばあちゃんの家にどろぼうがはいった!七本のたんとうをもった大どろぼうホッツェンプロッツ。ガスパールは友だちとふたりで、どろぼうをつかまえることにした。 さあ、つかまえることができるのか!! |
『泣いた赤おに』 浜田 広介/作 梶山 俊夫/絵 偕成社 |
ある山に、心のやさしい赤おにがすんでいました。赤おにのゆめは、人間と友だちになること。でも、人間たちはみんな、こわがって近よりません。それを聞いた友だちの青おにが、赤おにのためにしてあげたことは…。 |
『おすのつぼにすんでいたおばあさん』 ルーマ・ゴッデン/文 なかがわ ちひろ/訳・絵 徳間書店 |
おすのつぼみたいな形をした家に、おばあさんがすんでいました。おばあさんはびんぼうでしたが、ネコといっしょに幸せにくらしていました。 ある日、みずうみで助けた魚から「のぞみを、すべてかなえてあげましょう」といわれます。おばあさんののぞみはいったい何なのでしょう。 |
『ケイゾウさんは四月がきらいです。』 市川 宣子/さく さとう あや/え 福音館書店 |
ケイゾウさんはようちえんでかわれている、にわとりです。四月になると先生が「あたらしく入った子どもたちがこわがるから」と、なかなかにわに、出してもらえません。だからケイゾウさんは四月はきらいです。ほかにもきらいなものが、たくさんあります。 |
『しあわせいっぱい荘にやってきたワニ』 アーシュラ・ウィリアムズ/さく 吉上 恭太/やく 堀川 理万子/え 福音館書店 |
ふなのりのジョニーがつれて帰ったワニが、ミネアポリスさんをのみこんでしまいました。すくいだそうとあれこれやってみますが…。 |
『イソップのお話』 イソップ/作 河野 与一/編訳 岩波書店 |
みなさんもイソップのお話はきいたことがあるでしょう。「ウサギとカメ」、「ライオンとネズミ」、「北風と太陽」などです。 おとなの人に読んでもらっても楽しいですよ。 |