『12歳たちの伝説』 後藤 竜二/作 鈴木 びんこ/絵 新日本出版社 |
6年1組、学級崩壊パニック学級。授業はなりたたず、みんなバラバラ。5年生のときの担任はベテランのじいちゃん先生だったけど、夏休み前に胃潰瘍で入院。二学期になっても戻ってこなかった。 6年の始業式の日。そんな学級になんだか頼りなさそうな先生が、ゴリラのぬいぐるみを持ってやってきた。学級中はみんなビックリ!先生にゴリちゃんとあだなをつけた。さて、ゴリちゃん先生を迎えて学級はどう変わっていくのか? 1巻から5巻まであります。 (伊万里市民図書館 館長)
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『夏の庭』 湯本 香樹実/作 徳間書店 |
ぼくたちは12歳の夏、一人暮らしのおじいさんを見張ることにした。もうじき死ぬんじゃないかとうわさされているおじいさんだ。 ぼくたちは死んだ人を見たかったのだ。見張られていることに気付いたおじいさんがしたことは…。
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『口で歩く』 丘 修三/作 立花 尚之介/絵 小峰書店 |
タチバナさんは生まれて20数年ものあいだ、ずっとねたきりで歩いたことがありません。そんなタチバナさんのちょっと変わった「口で歩く」散歩の様子をのぞいてください。
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『800番への旅』 E・L・カニグスバーグ/著 金原 瑞人・小島希見/訳/ 岩波書店 |
この物語に出てくるウッドローが、もしも自分のお父さんだったら?浅黒いはだに黒々とした口ひげ、しかも毛深い。赤いバンダナを首に巻いて、ピノキオみたいな黒い帽子をかぶっている。細かいことは気にしない性格。さらに驚くのは、ラクダと一緒に住んで、アメリカ中を旅しているってこと。 主人公のマックスは、再婚したお母さんが新婚旅行に行っている間、そのウッドロー(再婚前のお父さん)と一緒に過ごすんだけど、その間にマックスの気持ちがどう変わっていくんだろう。
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『アナベル・ドールの冒険』 アン・M・マーティン&ローラ・ゴドウィン/作 ブライアン・セルズニック/絵 三原 泉/訳 偕成社 |
ドールハウスに住む人形一家、実は生きているのです。人間に見つからないように、ドールハウスの中だけで、ひそかに動いていました。 女の子人形アナベルは、そんな暮らしがたいくつです。そこで決意しました。45年前に行方不明になったおばさんを探すために、家族の反対を押し切り、外の世界へ飛び出したのです。
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『エドウィナからの手紙』 スーザン・ボナーズ/作 もき かずこ/訳 ナカムラ ユキ/絵 金の星社 |
エドウィナは、親せきの大金持ちのおばさまのふりをして市長に手紙を書きました。公園のブランコがいつまでも修理されないことに対する抗議文です。市長はだまされて、すぐにブランコを新しくしました。そこでエドウィナは次々と注文の手紙を出しました。
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『うそつき大ちゃん』 阿部 夏丸/著 村上 豊/絵 ポプラ社 |
高学年になった頃からぼくは大ちゃんと遊ばなくなった。大ちゃんが他の子とちがって、テレビゲームやカードゲームをしないから。だから大ちゃんは、いつもクラスの仲間はずれ。 ある日ぼくは、大ちゃんが川辺であやしい行動をしているの見かけた。
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『竜退治の騎士になる方法』 岡田 淳/作・絵 偕成社 |
学校に忘れ物を取りに行った6年生の2人が出会ったのは、竜退治の騎士。 竜退治の騎士になる方法をたずねると、なんと「トイレのスリッパをそろえること」と言ったのだ、しかも関西弁で!!
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『赤毛軍団のひみつ』(名探偵シャーロック・ホームズ①) コナン・ドイル/著 岩崎書店 |
名探偵の代名詞といえば、シャーロック・ホームズ。100年以上も前にイギリスで誕生した名探偵は、現在も世界中の人たちから愛されています。 かみの毛がもえる火のように赤い人を募集するという、奇妙な新聞広告。その裏にかくされた事件をあばきます。 ホームズの見事な推理を、全28巻の、このシリーズで楽しんでください。
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『わたしのねこメイベル』 ジャクリーン・ウィルソン/作 ニック・シャラット/絵 吉上 恭太/訳 小峰書店 |
あなたのうちには、ペットがいる?わたしの家には、メイベルっていうすごくおばあちゃんのネコがいるの。 ある日、失敗したメイベルをひどくしかったら、外へ出たまま帰って来なくなった。ごめんなさいメイベル。早く帰ってきて。
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『鬼の橋』 伊藤 遊/著 大田 大八/絵 福音館書店 |
平安時に、冥界を行き来したといわれる『小野篁(おののたかむら)』の少年期をえがいたファンタジー。 自分のせいで妹が死んでしまったとくやむ篁は、ある日、妹が落ちてしまった井戸からあの世に迷い込んでしまった。
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『ユーウツなつうしんぼ』 アンドリュー・クレメンツ/作 田中 奈津子/訳 講談社 |
「成績が悪いからって、その子の頭が悪いとはいえないし、成績がいいからといって、そんなに頭がいいとはかぎらない」 そう考える天才少女ノラは、わざと悪い成績をとっていました。先生にも友達にもばれずにずっとそうやってきたのですが…。
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『夜行バスにのって』 ウルフ・スタルク/作 堀川 理万子/絵 遠藤 美紀/訳 偕成社 |
父さんと母さんは離婚しました。シクステンと父さんだけの二人くらしです。とても仲よしの二人、父さんに心配なんてかけられません。いつも父さんの前では、とっても楽しいフリをするのです。 親友のヨンテに、いつまでもフリをするのはよくないと言われ、父さんの恋人さがしをはじめます。
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『MITSUKI(みつき)~キラキラ、シテイタクテ』 久保田 里花/作 賢木 潤/絵 ポプラ社 |
ぼくの名前は光輝。太陽が光り輝く朝に生まれたから。でも、この名前は目立たないぼくには似合わない。 自分に自信をなくしつまらない毎日を送っていた主人公は、とある事件に巻き込まれ、あっという間にヒーローに??
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『ねらわれた星』(星新一ショートショートセレクション①) 星 新一/作 和田 誠/絵 理論社 |
宇宙人が、月を一つ持つ緑の惑星の生物をねらっています。そう、地球に住む人間です。作戦は実行されましたが…。 他にも面白くて不思議で怖いはなしがつまった短編集です。
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『秘密の花園』 バーネット/作 グラハム・ラスト/絵 野沢 佳織/訳 西村書店 |
両親を病気で亡くしたメアリーは、金持ちのおじの屋敷に引き取られます。そこで二人の少年と友達になり、三人はある日、しめ切られて荒れ果てた庭園を見つけます。
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